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G-SYNC Pulsar(NVIDIA 可変周波数 バックライト ストロビング)

G-SYNC Pulsar は、可変リフレッシュレート(VRR)と『可変周波数 バックライト ストロビング』を 1 つの G-SYNC モジュールで同時成立させる、NVIDIA の次世代モーションブラー低減技術です。NVIDIA 公式は『パルス周波数を VRR に同期させた状態で、効果的なモーション クラリティを 1,000Hz 超に引き上げる』としています。CES 2024 で初発表され、2026 年 1 月 7 日に MediaTek スケーラー 統合 設計の量産モデルが ASUS / Acer / AOC / MSI から出荷開始。本記事は NVIDIA 公式 GeForce News 記事の一次情報のみに基づき、本サイト編集部による独自のパルス幅/モーション クラリティ計測は含みません。

GLOSSARY

用語の概要

別表記 G-SYNC PulsarNVIDIA G-SYNC PulsarPulsarG-Sync Pulsar可変周波数 バックライト ストロビングVariable Frequency Backlight StrobingG-SYNC Pulsar Rolling ScanPulsar 360Hz

関連用語
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最終更新
DEFINITION

解説

G-SYNC Pulsar は、NVIDIA が CES 2024 で初発表した、可変リフレッシュレート(VRR)と バックライト ストロビング を 同時に成立させる 次世代 G-SYNC 機能です。従来の バックライト ストロビング / BFI は VRR と排他(固定リフレッシュレート時のみ動作)でしたが、Pulsar では パルス周波数 を フレーム ごとに 可変 することで、可変フレームレート 環境でも ストロビング によるモーション クラリティ 強化を維持します。

本記事は NVIDIA 公式 GeForce News 記事 2 本 の一次情報のみから構成しており、本サイト編集部による独自のパルス幅/モーション クラリティ計測は含みません(Pulsar の効果は G-SYNC モジュール/対応 スケーラー + 対応 モニター + NVIDIA GPU + ゲーム フレームレート の組み合わせで成立するレイヤであり、計測には専用 機材 が必要なためです)。

1,000Hz 超 effective motion clarity — NVIDIA 公式

NVIDIA は Pulsar を次のように定義しています(公式 GeForce News 記事 原文を引用)。

“G-SYNC Pulsar delivers a stutter-free experience with buttery smooth motion, and a new gold standard for visual clarity and fidelity through the invention of variable frequency backlight strobing.”

“By pulsing the display’s backlight, G-SYNC Pulsar displays deliver perceived effective motion clarity of over 1,000 Hz.”

重要なのは「perceived effective motion clarity(知覚 的な 実効 モーション クラリティ)」という表現 であり、リフレッシュレート 自体が 1,000Hz になるわけではありません。CES 2024 の初発表時点では、ベースライン リフレッシュレート の 4 倍 相当 の体感モーション クラリティ(“motion clarity that is effectively the quadruple of its baseline refresh rate”)として説明されており、たとえば 250fps 動作時に 1,000Hz 相当 の体感クリア感を狙う設計です。

Rolling Scan(順次走査 パルス)の仕組み — NVIDIA 公式

NVIDIA 公式記事は Pulsar の動作を次のように説明しています。

“G-SYNC Pulsar displays have multiple horizontal backlight sections that are independently pulsed from top to bottom”

“with this ‘rolling scan’ scheme, pixels are given almost a full frame time to achieve the right values before being backlit and showing objects at the correct location”

画面を 横方向 の 複数 セクション に分割し、上から下に順次 バックライト を点灯 していくことで、各 ピクセル が GtG 遷移を完了してから点灯される時間を確保します。これは 全画面 一括 ストロビング より:

  • GtG の取り残し(オーバーシュート/クロストーク)が ストロブ パルス に映り込みにくい
  • 画面 上下 の 表示 遅延 差 を低減(CRT に近い 上下 同位相に近づく)

という利点があり、初代 ULMB や 多くの DyAc 系(→ バックライト ストロビング / BFI)とは別アプローチです。

VRR と 両立する『可変周波数 ストロビング』

従来の バックライト ストロビング(ULMB / ULMB 2 / DyAc / DyAc+ / DyAc 2)は、固定 リフレッシュレート 時のみ 動作するのが原則でした。これは パルス間隔 を フレーム 間隔 と一致させる必要があり、VRR で フレーム間隔 が フレーム ごとに変動すると、パルス幅/パルス周波数 がずれて チラつき(VRR Flicker、→ VRR Flicker / OLED VRR ちらつき)や 輝度 むらが発生するためです。

Pulsar は CES 2024 公式記事 で “a novel algorithm that dynamically adjusts strobing patterns to varying render rates”(フレームレート の変動に合わせて ストロビング パターン を動的に調整する 新規 アルゴリズム)と説明されており、Adaptive Overdrive と Pulse Modulation を組み合わせて、バックライト パルス と リフレッシュ サイクル を同期させながら フリッカー を抑制する 設計です。

これにより:

  • G-SYNC(VRR)有効 + バックライト ストロビング 有効同時 に成立
  • フレームレート が ゲーム の負荷で 200fps → 350fps へ変動しても、パルス周波数 が追従

という、従来の VRR / ストロビング 排他 を解消 する用途を狙っています。

1.1.6 ファームウェア 更新(90fps 以下対応)

NVIDIA / モニター メーカー は 2026 年 出荷後に G-SYNC Pulsar ファームウェア 1.1.6 を配布し、90fps 以下 で動作するゲームでも Pulsar が機能するよう更新しています。当初の Pulsar は 高 フレームレート 域(FPS/競技)を主眼に設計されており、低 フレームレート ゲーム での適用範囲は ファームウェア 更新で段階的に拡張される運用です。

メーカー別の 1.1.6 配信状況は公式ファームウェア ページで個別に確認が必要です。

MediaTek 連携 — スケーラー 統合 で量産

CES 2024 時点の Pulsar は NVIDIA 製 G-SYNC モジュール 搭載モデルとして発表されましたが、2026 年 1 月 7 日 量産モデルMediaTek 製 スケーラー に G-SYNC 技術 を直接統合 する新アプローチに移行しています(NVIDIA 公式 原文を引用)。

“the first to be built in collaboration with MediaTek”

“G-SYNC technologies directly into their scalers, bypassing the need for dedicated G-SYNC modules”

“streamline production, making G-SYNC more accessible for monitor manufacturers”

これは 専用 ハードウェア モジュール 不要 という、G-SYNC Compatible(→ G-SYNC)の汎用 スケーラー 路線に近い動きで、量産コスト 低下と対応モデル数の拡大を狙った設計変更です。

2026 年 1 月 7 日 デビュー 4 機種(NVIDIA 公式)

NVIDIA 公式 GeForce News 記事 によると、Pulsar 量産モデル の初回ラインアップ は 4 機種で、いずれも 27 インチ / 2560×1440 / IPS / 360Hz / 500 nit ピーク HDR 輝度 という共通仕様で、価格 は $599 USD から とされています。

メーカー型番(NVIDIA 公式 表記)
AcerPredator XB273U F5
ASUSROG STRIX Pulsar XG27AQNGV
AOCAGON PRO AG276QSG2
MSIMPG 272QRF X36

国内発売日・国内価格・国内取扱は各メーカー 国内ページの正式発表をご確認ください(本記事は NVIDIA 公式 記事 のみを出典としており、国内発売情報は含みません)。

Ambient Adaptive(環境光 適応)も同時搭載

同 2026 年 1 月 7 日アナウンス で、NVIDIA は Pulsar と並行して Ambient Adaptive Tech も発表しています。NVIDIA 公式 原文を引用すると:

“automatically tune color temperature and/or brightness based on the ambient lighting in the room, for optimal viewing at any hour of the day or night”

モニター 内蔵 の 環境光 センサー で 色温度/輝度 を周囲の明るさに自動 調整 する機能で、Pulsar と独立した別 機能 として、上記 デビュー 4 機種 に搭載されます。

購入時の判断軸(本サイトの扱い)

Pulsar 搭載 モニター を検討する際の判断ポイント:

  1. 対応 GPU:NVIDIA GeForce(公式 G-SYNC 要件と同じ)。AMD / Intel GPU で Pulsar が動作するかは NVIDIA 公式に明示なし
  2. VRR レンジ:Pulsar 有効 時 の VRR レンジ は メーカー 個別 仕様。製品ページの メーカー 公表値を確認
  3. 対応 フレームレート 帯:ファームウェア 1.1.6 で 90fps 以下も対応化が進行中。プレイ予定ゲーム の フレームレート 帯 と一致するか
  4. モーション クラリティ の体感:1,000Hz「相当」は NVIDIA 公式の 体感(perceived)値 であり、第三者 計測(Blur Busters Pursuit Camera など)の数値とは別 物。実機での体感は ストア デモ や YouTube レビュー で確認推奨
  5. モジュール 価格差:MediaTek スケーラー 統合 設計 により、専用 G-SYNC モジュール 搭載モデル より価格 抑制余地がある一方、超高 リフレッシュレート(480Hz 級 WOLED 等)モデルは別 セグメント

本サイトでの Pulsar の扱い方

  • 個別 製品ページ / ランキング / 比較記事 では、メーカー 公式 仕様 に G-SYNC Pulsar 認定 が明記された機種のみ Pulsar 対応として記載します
  • 「Pulsar 対応 = モーション クラリティ 1,000Hz 相当」と一般化した記述は行いません(NVIDIA 公式 提示の デビュー 機種 計測値 を そのまま 出典付き 引用する場合のみ可)
  • 本サイト編集部 による Pulsar 効果 の独自 計測 は実施していません。Blur Busters Pursuit Camera 等の第三者 計測値を参照する場合は、対象機種/計測条件/第三者 出典 を明記します
  • バックライト ストロビング 全般 の比較は バックライト ストロビング / BFI を、G-SYNC 全体 体系(Compatible / 標準 / Ultimate)は G-SYNC を参照

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