別表記: Response Time / GtG / Gray to Gray
応答速度は、ディスプレイの画素がある階調から別の階調へ切り替わるまでの時間で、単位はミリ秒(ms)です。一般的に GtG(Gray to Gray、灰色から灰色への切替) で表記されます。
数値の読み方
- 値が小さいほど残像(モーションブラー)が抑えられます
- メーカー公式の GtG 値は 最速モード時の代表値 が示されることが多く、モード変更や色によって実測値は変わります
- スペック表の値はモデル間の相対比較の目安として捉え、より厳密な比較には第三者の実測レビューを併用してください
パネル方式と応答速度の傾向
| 方式 | 公称 GtG の傾向 |
|---|---|
| IPS(ゲーミング向け) | 1ms(最速モード) |
| VA | 1〜4ms(モデル差大) |
| WOLED / QD-OLED | 0.03〜0.1ms(画素自体の発光のため極めて速い) |
OLED 系は画素単位での発光のため、応答速度では液晶(IPS / VA)を大きく上回ります。
オーバードライブ(OD)設定
液晶パネルでは応答速度を稼ぐために**オーバードライブ(OD)**回路が使われます。OD を強くし過ぎると 逆残像(オーバーシュート) が発生するため、メーカー推奨の標準モードから試すのが無難です。
ClearMR(動きぼけの標準指標)
VESA は動きぼけを定量化する ClearMR 認証を策定しています。GtG だけでは捉えにくい「実際の動きの見え方」の参考になります。