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Keychron K2 Pro と Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED、エントリ帯 75% カスタムビルド ワイヤレスメカニカル vs TKL eスポーツ向け LIGHTSPEED 2.4GHz ワイヤレスメカニカルを比べる

エントリ帯のカスタム可能 75% ワイヤレスメカニカルの Keychron K2 Pro(84 キー/ ABS または ABS+ アルミフレーム/スチールプレート/ Keychron K Pro メカニカル 3 種(Red リニア/Brown タクタイル/Banana タクタイル)/ 5pin MX 互換ホットスワップ/ QMK/VIA フルプログラム/ Broadcom Bluetooth 5.1 + USB-C 有線/有線 1000Hz(Bluetooth 接続時 90Hz)/ 4000mAh /公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)/ south-facing per-key RGB / Double-shot PBT)と、eスポーツ向け TKL ワイヤレスメカニカルの Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED(TKL/80% / Logicool GX メカニカル 3 種(Red リニア/Brown タクタイル/Blue クリッキー)/ホットスワップ非対応/ LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + USB-C 有線/ 1000Hz /公式公称値 約 50 時間バッテリー/ボリュームローラー+メディアコントロール/ Game Mode + Game Mode Lock /アルミ合金プレート/ Doubleshot PBT / LIGHTSYNC per-key RGB / Logicool G HUB / 7000 万回以上の打鍵耐久)を、メーカー公式仕様のスイッチ方式・フォームファクター・接続方式・ホットスワップ規格・ファームウェア・バッテリー寿命・本体上部 UI・ケース/マウントの観点で比較。エントリ帯の 75% カスタムビルド ワイヤレスメカニカルでマルチペアリング運用するか、TKL eスポーツ向けの LIGHTSPEED 2.4GHz ワイヤレス+ G HUB エコシステムで揃えるかを切り分ける比較記事。

VERSUS

本ページで比較する2機種

比較項目
9項目(差分 5)
最終更新
SPECIFICATIONS

スペック比較表

数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。

項目 AK2 Pro BPRO X TKL LIGHTSPEED
レイアウト
75%
出典: keychron.com
TKL(80%)
出典: logitechg.com
スイッチタイプ
リニア(メカニカル)
出典: keychron.com
リニア(メカニカル)
出典: logitechg.com
スイッチブランド
Keychron K Pro Red (Linear) — Brown/Banana 選択可
出典: keychron.com
Logicool G GX Red (Linear) — Brown/Blue 選択可
出典: logitechg.com
ホットスワップ対応
対応
出典: keychron.com
非対応
出典: logitechg.com
接続方式
Bluetooth
出典: keychron.com
デュアル(2.4GHz+Bluetooth)
出典: logitechg.com
ポーリングレート
1000 Hz
出典: keychron.com
1000 Hz
出典: logitechg.com
配列
英語(US)
出典: keychron.com
英語(US)
出典: logitechg.com
RGBバックライト
対応
出典: keychron.com
対応
出典: logitechg.com
バッテリー駆動時間
出典: keychron.com
50 時間
出典: logitechg.com
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • 84 キー 75% ワイヤレスメカニカル/エントリ帯のカスタム可能 75% / ABS または ABS+ アルミフレーム+スチールプレート/ Keychron K Pro メカニカル 3 種(Red リニア/Brown タクタイル/Banana タクタイル)から選択/ 5pin MX 互換ホットスワップ/ QMK/VIA フルプログラム可能/ Broadcom Bluetooth 5.1(最大 3 台マルチペアリング)+ USB-C 有線/有線 1000Hz(Bluetooth 接続時 90Hz)/ 4000mAh /公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)/ south-facing per-key RGB / Double-shot PBT /英語(US) ANSIKeychron K2 Pro
  • TKL(80%)eスポーツ向け ワイヤレスメカニカル/ Logicool GX メカニカル 3 種(Red リニア/Brown タクタイル/Blue クリッキー)から選択/ホットスワップ非対応/ LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + USB-C 有線/ 1000Hz(LIGHTSPEED 接続時 1ms 報告レート)/公式公称値 約 50 時間バッテリー/充電時間 約 1 時間/独立ボリュームローラー+メディアコントロール/ Game Mode + Game Mode Lock /アルミ合金プレート/ Doubleshot PBT / LIGHTSYNC per-key RGB / Logicool G HUB / 7000 万回以上の打鍵耐久/英語(US)Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
  • 公式仕様上の最大の差は『フォームファクター(75% vs TKL/80%)』『ワイヤレス方式(Bluetooth 5.1 マルチペアリング中心 vs LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレス対応)』『ホットスワップ(5pin MX 互換 vs 非対応)』『ファームウェア(QMK/VIA フルプログラム vs Logicool G HUB プロファイル管理)』『公称バッテリー時間(約 260 時間 vs 約 50 時間)』『本体上部 UI(なし vs ボリュームローラー+メディアコントロール/ Game Mode Lock)』『ケース/プレート(ABS or ABS+ アルミフレーム+スチールプレート vs アルミ合金プレート)』の 7 軸。スイッチ方式(両方ともメカニカル)/ポーリングレート(両方とも 1000Hz)/ラピッドトリガー・SOCD 系機能の非対応/ Doubleshot PBT / per-key RGB /英語(US) レイアウトは両機種で揃う

エントリ帯 75% カスタムビルド ワイヤレスメカニカル vs TKL eスポーツ LIGHTSPEED — ワイヤレスメカニカルの二極

Keychron K2 Pro と Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は、ワイヤレスメカニカルキーボードという同じ大カテゴリの中で 『何を上限まで詰めるか』が完全に異なる二極 の代表機です。

  • Keychron K2 Pro: 84 キー 75%・ABS または ABS+ アルミフレーム+スチールプレートKeychron K Pro メカニカル 3 種(Red リニア/Brown タクタイル/Banana タクタイル)から選択5pin MX 互換ホットスワップQMK/VIA フルプログラム可能Broadcom Bluetooth 5.1(最大 3 台マルチペアリング)+ USB-C 有線有線 1000Hz(Bluetooth 接続時 90Hz)4000mAh /公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)・south-facing per-key RGB・Double-shot PBT
  • Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED: TKL(80%)・Logicool GX メカニカル 3 種(Red リニア/Brown タクタイル/Blue クリッキー)から選択ホットスワップ非対応LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + USB-C 有線1000Hz(LIGHTSPEED 接続時 1ms 報告レート)公式公称値 約 50 時間バッテリー/充電時間 約 1 時間独立ボリュームローラー+メディアコントロールGame Mode + Game Mode Lockアルミ合金プレート・LIGHTSYNC per-key RGB・Doubleshot PBT・7,000 万回以上の打鍵耐久

両モデルとも メカニカルスイッチ採用機/ワイヤレス対応/ 1000Hz ポーリングレート/ per-key RGB / Doubleshot PBT キーキャップ/英語(US) レイアウト という上位帯のコアは揃っていますが、フォームファクター(75% vs TKL/80%)/ワイヤレス方式(Bluetooth 中心 vs LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレス)/ホットスワップ規格(5pin MX 互換 vs 非対応)/ファームウェア(QMK/VIA vs Logicool G HUB)/公称バッテリー時間(約 260 時間 vs 約 50 時間)/本体上部 UI(なし vs ボリュームローラー+ Game Mode Lock) が真っ二つに分かれます。

数値はすべて両社の公式仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

スイッチとホットスワップの差

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
スイッチ方式メカニカルメカニカル
スイッチ名Keychron K Pro Red(リニア)/K Pro Brown(タクタイル)/K Pro Banana(タクタイル)から選択Logicool G GX Red(リニア)/GX Brown(タクタイル)/GX Blue(クリッキー)から選択
アクチュエーション可変非対応(公式仕様に記載なし)非対応(公式仕様に記載なし)
Rapid Trigger非搭載(公式仕様に記載なし)非搭載(公式仕様に記載なし)
SOCD 系機能非搭載(公式仕様に記載なし)非搭載(公式仕様に記載なし)
ホットスワップ◯(5pin MX 互換)

スイッチ方式はどちらもメカニカルで、両モデルとも公式仕様でラピッドトリガー/可変アクチュエーション距離/ SOCD 系機能(Snap Tap / Rapid Tap / KEY PRIORITY / Rappy Snappy)に対応しません。差が出るのは ホットスワップ規格 で、Keychron K2 Pro は 5pin MX 互換ホットスワップに対応し、Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は非対応です。

  • Keychron K2 Pro: 5pin MX 互換ホットスワップ → Keychron K Pro 以外の 3pin/5pin MX 互換の市販メカニカルスイッチ(Gateron / Cherry MX / Kailh など)に差し替え可能。メカニカルスイッチ単品の選択肢を最大限に取れる構成 で、出荷後にスイッチを段階的に差し替えてカスタムビルドしたいユーザー向けです。
  • Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED: ホットスワップ非対応 → 出荷後にスイッチ単品を差し替えることはできません。スイッチは 購入時に GX Red / GX Brown / GX Blue から打鍵感を選んで完結する構成 で、出荷後の打鍵感カスタムは想定されていません。

つまり、メカニカルスイッチの幅広い選択肢で打鍵感をカスタムビルドしたいなら Keychron K2 Pro購入時に GX スイッチで打鍵感を選んでそのまま使い切る前提なら Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED という棲み分けです。

なお、両モデルとも メカニカルスイッチ採用機 のため、ラピッドトリガー/可変アクチュエーション距離/ SOCD 系機能(Snap Tap / Rapid Tap / KEY PRIORITY / Rappy Snappy)が必要な場合は 本ペアどちらも対象外 で、磁気スイッチ採用機(Logicool 側なら別 SKU の PRO X TKL RAPID /他社では Wooting 60HE v2 / Wooting 80HE / SteelSeries Apex Pro Mini Gen 3 / SteelSeries Apex Pro TKL Gen 3)や、アナログ光学スイッチ採用機(Razer Huntsman V3 Pro Mini / Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz)側を検討してください。

ワイヤレス方式と接続

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
接続方式Broadcom Bluetooth 5.1(最大 3 台マルチペアリング)/ USB-C 有線LIGHTSPEED 2.4GHz / Bluetooth / USB-C 有線
2.4GHz 専用ドングルなし(公式仕様に記載なし)あり(LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ドングル)
ポーリングレート有線 1000Hz / Bluetooth 接続時 90Hz1000Hz(LIGHTSPEED 接続時 1ms 報告レート)
バッテリー容量4000mAh
バッテリー寿命公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)公式公称値 約 50 時間
充電時間公式公称値 約 1 時間

ワイヤレスの方式が真っ二つに分かれます。

Keychron K2 Pro は Broadcom Bluetooth 5.1 ワイヤレス(最大 3 台マルチペアリング)+ USB-C 有線のデュアル接続で、PC・Mac・iPad など複数デバイスを 1 台で切り替えて使う運用に向きます。Bluetooth 接続時のポーリングは公式仕様で 90Hz と公称されており、有線時の 1000Hz から下がる点に注意が必要です。2.4GHz 専用ワイヤレスドングルは公式仕様に含まれません。バッテリーは 4000mAh で、公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時) と、本ペアの中で大幅に長いバッテリー寿命を公称します。

Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレス+ Bluetooth + USB-C 有線のトリプル接続で、LIGHTSPEED は 公式 1ms 報告レート(1000Hz 相当) を公称する低遅延ワイヤレスです。Bluetooth でも複数デバイスとペアリングできますが、メーカーが主軸として推すのは LIGHTSPEED 2.4GHz 接続でゲーミング用途のレスポンスを優先する構成です。バッテリーは 公式公称値 約 50 時間/充電時間 約 1 時間 で、Keychron K2 Pro より短い代わりに LIGHTSPEED 2.4GHz の 1ms 報告レート を取った設計です。

つまり、バッテリー寿命を最大化したい・PC/Mac/iPad で Bluetooth マルチペアリング運用したいなら Keychron K2 ProLIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレスで 1ms 報告レートを取り、ゲーミング用途のレスポンスを優先するなら Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED という棲み分けです。

なお、LIGHTSPEED 2.4GHz の 1ms 報告レートはメーカー公式値であり、当サイト独自の実機計測値ではありません。8000Hz の HyperPolling 級ポーリングが必要な場合は本ペアどちらも対象外で、有線専用の Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz / Wooting 80HE 側を検討してください。

フォームファクター・レイアウト

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
フォームファクター75%(84 キー/独立 F キー+最右列ナビ)TKL(80%/F キー行+矢印+ナビキー列を独立物理キーで維持)
レイアウト言語英語(US) ANSI英語(US)
F キー・矢印・ナビキー物理キーあり(最右列にナビ集約)物理キーあり(テンキーのみ省略)
デスクスペース/マウススペース75% でナビキーを残しつつコンパクトTKL でテンキーのみ省略(フルサイズに近い占有面積)

Keychron K2 Pro は 84 キーの 75% 構成で、F キーを独立した行に残しつつ、最右列に Home/PgUp/PgDn/End などのナビゲーションキーを集約します。テンキーと矢印キーの独立列を省くことでフットプリントをコンパクトに抑えつつ、F キーとナビキーの物理キーを残したいユーザーに向きます。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は TKL(80%)でテンキーのみを省き、F キー行・矢印キー・Home/PgUp/PgDn/End などのナビゲーションキー列をすべて独立した物理キー で維持します。フルサイズに近い操作感を維持しつつテンキーを省いてマウススペースを確保したいユーザーに向きます。

レイアウト言語は両モデルとも英語(US) ANSI 中心です。JIS 配列を必須とする日本ユーザーには本ペアは要事前確認です(日本国内向け JIS 配列モデルが流通する場合もあるため、購入時に確認してください)。本ペアどちらも対象外の場合は、JIS 対応モデルを別途検討してください。

本体上部 UI・拡張機能

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
ロータリーノブなし(公式仕様に記載なし)なし
ボリュームローラーなしあり(独立物理キー)
メディアコントロールなし(Fn レイヤー経由)あり(独立物理キー/再生/一時停止/ミュート/前後トラック)
Game Mode 切替なし(公式仕様に記載なし)あり(Game Mode + Game Mode Lock)
OLED ディスプレイなしなし
LED Barなしなし(公式仕様に記載なし)

本体上部の物理 UI が真っ二つに分かれます。

Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で OLED ディスプレイ/メディアダイヤル/ロータリーノブの記載はなく、本体上部の物理 UI を持たない構成です。メディアコントロールは Fn レイヤー経由で行います。フルアサイン可能なロータリーノブ(左上)が必要な場合は本ペア対象外で、同社 Keychron Q1 Pro 側を検討してください。

Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は本体右上に独立したボリュームローラー+メディアコントロール(再生/一時停止/ミュート/前後トラック)を搭載しており、物理キーで直接メディア操作ができます。加えて Game Mode 切替キー を備え、Game Mode Lock を有効にすると Windows キーや Alt+F4 など意図しない入力を抑止できます。eスポーツ運用や配信用途で物理メディアキー+ Windows キー誤入力抑止が必要な場合に向きます。

ファームウェア・ソフトウェアエコシステム

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
ファームウェアQMK/VIA フルプログラム対応Logicool G HUB
キーマップ書き換え◯(QMK ファームウェアレベル/VIA GUI)◯(G HUB プロファイル単位)
マクロ・レイヤー◯(QMK/VIA)◯(G HUB)
エコシステム連携なし(汎用 QMK/VIA)Logicool G 製品との統合管理(PRO X SUPERLIGHT 2 / PRO X 2 LIGHTSPEED ヘッドセット等)
マルチ OS 対応Windows / macOS / iPadOS などWindows / macOS(G HUB の対応 OS に依存)

Keychron K2 Pro は QMK/VIA というプログラマブルキーボードのコミュニティ標準ファームウェアに公式対応しており、VIA の GUI でキーマップ・レイヤー・マクロ・タップダンスを設定できます。QMK ソースコードを直接編集してファームウェアをビルドする運用にも乗せられ、PC・Mac・iPad など複数 OS の混在環境でも 1 台のキーボードで運用できる設計です。エントリ帯の価格で QMK/VIA に乗りたいユーザー、カスタムビルド・タイピング用途のユーザーに向きます。

Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は Logicool G HUB(PC アプリ)で管理します。G HUB は PRO X SUPERLIGHT 2 / PRO X 2 LIGHTSPEED ヘッドセット など他の Logicool G 製品と統合管理でき、Logicool G エコシステムで揃える前提のユーザー に向きます。プログラマブル機能は G HUB のプロファイル単位での割り当てが基本で、QMK/VIA のようなファームウェアレベルのカスタムには対応していません。

つまり、QMK/VIA のコミュニティ標準ファームウェアに乗りたいなら Keychron K2 ProLogicool G HUB のエコシステム(マウス・ヘッドセット・キーボードを統合管理)に乗りたいなら Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED という棲み分けです。

ケース・マウント・打鍵感

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
フレームABS または ABS+ アルミフレーム(購入時に選択)
プレートスチールプレートアルミ合金プレート
キーキャップDouble-shot PBTDoubleshot PBT
寸法352mm × 150mm × 34mm(公式公称値)
重量公式公称値 約 960g(仕様値 / 実測値ではない)
耐久性7,000 万回以上の打鍵(公式公称値)
RGBsouth-facing per-key RGBLIGHTSYNC per-key RGB

両モデルとも Doubleshot PBT キーキャップ/ per-key RGB を採用しますが、ケース/プレート構成と RGB の連動エコシステムで違いがあります。

Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で『ABS または ABS+ アルミフレーム』構成(フレームの仕様は購入時に選択)で、スチールプレートを採用します。エントリ帯の取り回しと価格帯に振った設計で、5pin MX 互換ホットスワップで後からスイッチをカスタム する運用と組み合わせて打鍵感を詰めていく方向性です。south-facing per-key RGB により、サードパーティの Cherry プロファイル キーキャップを後付けで装着しても LED が前面から透ける配置になっています。

Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様でアルミ合金プレートを採用し、剛性とビルドの方向性を打ち出した構成です。本体寸法は公式公称値で 352mm × 150mm × 34mm、本体重量は公式公称値で約 960g(仕様値 / 実測値ではない)、7,000 万回以上の打鍵に対応する耐久性が公式に明示 されています。RGB は per-key LIGHTSYNC RGB で、対応タイトルでのライティング同期や G HUB プロファイルでの色制御が可能です。

打鍵感のカスタム余地は、Keychron K2 Pro が 5pin MX 互換ホットスワップで Gateron/Cherry MX/Kailh など市販メカニカルスイッチの幅広い選択肢から差し替え可能Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED がホットスワップ非対応で購入時の GX スイッチで完結する構成、という棲み分けです。

仕様まとめ表

項目Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED
フォームファクター75%(84 キー)TKL(80%)
レイアウト言語英語(US) ANSI英語(US)
スイッチ方式メカニカルメカニカル
スイッチ名Keychron K Pro Red/Brown/Banana から選択Logicool G GX Red/Brown/Blue から選択
アクチュエーション可変非対応(公式仕様に記載なし)非対応(公式仕様に記載なし)
Rapid Trigger非搭載(公式仕様に記載なし)非搭載(公式仕様に記載なし)
SOCD 系機能非搭載(公式仕様に記載なし)非搭載(公式仕様に記載なし)
ホットスワップ◯(5pin MX 互換)
ポーリングレート有線 1000Hz / Bluetooth 接続時 90Hz1000Hz(LIGHTSPEED 接続時 1ms 報告レート)
接続Broadcom Bluetooth 5.1(最大 3 台マルチペアリング)/ USB-C 有線LIGHTSPEED 2.4GHz / Bluetooth / USB-C 有線
2.4GHz 専用ドングルなし(公式仕様に記載なし)あり
バッテリー容量4000mAh
バッテリー寿命公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)公式公称値 約 50 時間
充電時間公式公称値 約 1 時間
キーキャップDouble-shot PBTDoubleshot PBT
フレームABS または ABS+ アルミフレーム(購入時に選択)
プレートスチールプレートアルミ合金プレート
寸法352mm × 150mm × 34mm(公式公称値)
重量公式公称値 約 960g(仕様値 / 実測値ではない)
耐久性7,000 万回以上の打鍵(公式公称値)
ロータリーノブなし(公式仕様に記載なし)なし
ボリュームローラー/メディアなし(Fn レイヤー)あり(独立物理キー)
Game Mode 切替なし(公式仕様に記載なし)あり(Game Mode + Game Mode Lock)
OLED ディスプレイなしなし
LED Barなしなし(公式仕様に記載なし)
RGBsouth-facing per-key RGBLIGHTSYNC per-key RGB
ファームウェアQMK/VIA フルプログラム対応Logicool G HUB

こんな人にはどっち

  • エントリ帯のカスタム可能 75% ワイヤレスメカニカルが欲しい / Keychron K Pro メカニカルスイッチを Red(リニア)/Brown(タクタイル)/Banana(タクタイル)から選びたい / 5pin MX 互換ホットスワップで MX 互換の市販メカニカルスイッチ(Gateron/Cherry MX/Kailh など)に差し替えてカスタムビルドしたい / QMK/VIA でキーマップをファームウェアレベルで書き換えたい / PC・Mac・iPad の Bluetooth マルチペアリング(最大 3 台)が必要 / 公称バッテリー時間を最大化したい(バックライトオフ 約 260 時間 / RGB 最低輝度 約 130 時間)/ ABS または ABS+ アルミフレーム+スチールプレートで取り回し優先 / south-facing per-key RGB でサードパーティ Cherry プロファイル キーキャップとの相性を取りたい: Keychron K2 Pro。84 キー 75% / Keychron K Pro メカニカル 3 種選択/ 5pin MX 互換ホットスワップ/ QMK/VIA フルプログラム対応/ Broadcom Bluetooth 5.1(最大 3 台マルチペアリング)+ USB-C 有線/有線 1000Hz(Bluetooth 接続時 90Hz)/ 4000mAh バッテリー 公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)/ ABS または ABS+ アルミフレーム+スチールプレート/ Double-shot PBT キーキャップ/ south-facing per-key RGB を備えたエントリ帯のカスタム可能 75% ワイヤレスメカニカル路線の構成です。ラピッドトリガーや SOCD 系機能(Snap Tap / Rapid Tap / KEY PRIORITY / Rappy Snappy)はメカニカルスイッチ採用機のため公式仕様にありません

  • TKL(80%)の独立 F キー+矢印キー+ナビゲーションキー列を完全に維持したい / LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレスの低遅延(公式 1ms 報告レート)が欲しい / GX スイッチを Red(リニア)/Brown(タクタイル)/Blue(クリッキー)から打鍵感の好みで選びたい / 独立ボリュームローラー+メディアコントロール(再生/一時停止/ミュート/前後トラック)を物理キーで操作したい / Game Mode + Game Mode Lock で Windows キーや Alt+F4 など意図しない入力を抑止したい / アルミ合金プレートで TKL eスポーツ向けの剛性を取りたい / 7,000 万回以上の打鍵耐久が欲しい / Logicool G エコシステム(PRO X SUPERLIGHT 2 / PRO X 2 LIGHTSPEED ヘッドセット等)で揃える前提: Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED。TKL(80%)/ Logicool GX メカニカルスイッチ 3 種選択/ホットスワップ非対応/ LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + USB-C 有線/ 1000Hz(LIGHTSPEED 接続時 1ms 報告レート)/公式公称値 約 50 時間バッテリー/充電時間 約 1 時間/独立ボリュームローラー+メディアコントロール/ Game Mode + Game Mode Lock /アルミ合金プレート/ Doubleshot PBT キーキャップ/ LIGHTSYNC per-key RGB / Logicool G HUB / 7,000 万回以上の打鍵耐久を備えた TKL eスポーツ向け LIGHTSPEED ワイヤレスメカニカル路線の構成です。ラピッドトリガーや KEY PRIORITY(SOCD)が必要な場合は、別 SKU の PRO X TKL RAPID(磁気スイッチ採用)が該当します。

両モデルとも メカニカルスイッチ採用機/ワイヤレス対応/英語(US) レイアウト/ 1000Hz ポーリングレート/ Doubleshot PBT キーキャップ/ per-key RGB という上位帯のコアは揃っており、両モデルとも公式仕様でラピッドトリガーや SOCD 系機能(Snap Tap / Rapid Tap / KEY PRIORITY / Rappy Snappy)は非搭載 である点も共通です。差が出るのは『フォームファクター(75% vs TKL/80%)』『ワイヤレス方式(Bluetooth 5.1 マルチペアリング中心 vs LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレス対応)』『ホットスワップ(5pin MX 互換 vs 非対応)』『ファームウェア(QMK/VIA フルプログラム vs Logicool G HUB プロファイル管理)』『公称バッテリー時間(約 260 時間 vs 約 50 時間)』『本体上部 UI(なし vs 独立ボリュームローラー+メディアコントロール+ Game Mode Lock)』『ケース/プレート(ABS or ABS+ アルミフレーム+スチールプレート vs アルミ合金プレート)』の 7 軸だけです。

関連コンテンツ

各機種の単独ページ (Keychron K2 ProLogicool G PRO X TKL LIGHTSPEED) では、本比較で取り上げきれなかった項目もメーカー公式仕様から個別の出典付きで掲載しています。

本比較で扱った 2 機種を含むランキング全体は ゲーミングキーボード おすすめランキング を、ラピッドトリガー対応モデルに絞った比較は ラピッドトリガー対応 ゲーミングキーボード おすすめランキング を参照してください。

Keychron K2 Pro の関連比較は Keychron K2 Pro と Keychron Q1 Pro の比較Keychron K2 Pro と SteelSeries Apex Pro Mini Gen 3 の比較Keychron K2 Pro と Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz の比較Keychron K2 Pro と Wooting 80HE の比較 を、Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED の関連比較は Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED と Logicool G PRO X TKL RAPID の比較Keychron Q1 Pro と Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED の比較Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED と SteelSeries Apex Pro TKL Gen 3 の比較Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED と Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz の比較Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED と Wooting 80HE の比較 を参照してください。

ゲーミングキーボード カテゴリ全体は ゲーミングキーボード トップ から探せます。選び方の基礎は ゲーミングキーボードの選び方ガイド で、スイッチ方式・レイアウト・接続方式・ラピッドトリガーの優先軸を整理しています。

本比較に関連する基礎用語は キーボードレイアウト(フルサイズ/TKL/75%/65%/60%)ホットスワップポーリングレートラピッドトリガー磁気スイッチ(ホール効果スイッチ)SOCD / Snap Tap / Rapid Tap / Rappy Snappy を参照してください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。

FAQ

よくある質問

エントリ帯 75% カスタムビルド ワイヤレスメカニカルと TKL eスポーツ向け LIGHTSPEED ワイヤレスメカニカル、判断軸はどこですか?
判断軸は『Bluetooth 5.1 マルチペアリングで PC・Mac・iPad を切り替えて使うワイヤレス運用が必要か、LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレスの低遅延が必要か』『出荷後に MX 互換の市販メカニカルスイッチに差し替えて打鍵感をカスタムビルドしたいか』『QMK/VIA でキーマップをファームウェアレベルで書き換えたいか、Logicool G HUB で他の Logicool G 製品と統合管理したいか』『公称バッテリー時間を最大化したいか(約 260 時間 vs 約 50 時間)』『独立 F キー+矢印+ナビゲーションキー列を完全に維持したいか(TKL)、それとも 75% で最右列ナビ+コンパクト構成を取りたいか』の 5 点です。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で 84 キー 75% / Keychron K Pro メカニカル 3 種選択/ 5pin MX 互換ホットスワップ/ QMK/VIA フルプログラム/ Bluetooth 5.1(最大 3 台マルチペアリング)+ USB-C 有線/有線 1000Hz(Bluetooth 接続時 90Hz)/ 4000mAh /公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)で、エントリ帯のカスタム可能 75% ワイヤレスメカニカル路線です。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で TKL(80%)/ Logicool GX メカニカル 3 種選択/ホットスワップ非対応/ LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + USB-C 有線/ 1000Hz /公式公称値 約 50 時間バッテリー/ボリュームローラー+メディアコントロール/ Game Mode + Game Mode Lock /アルミ合金プレート/ LIGHTSYNC per-key RGB / Logicool G HUB / 7000 万回以上の打鍵耐久で、TKL eスポーツ向け LIGHTSPEED ワイヤレスメカニカル路線です。
ラピッドトリガーや SOCD(Snap Tap / KEY PRIORITY)が必要なら、どちらですか?
両モデルとも公式仕様上はラピッドトリガーや SOCD 系機能(Snap Tap / Rapid Tap / KEY PRIORITY / Rappy Snappy)に対応しません。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で Keychron K Pro メカニカルスイッチ採用機(光学・磁気スイッチではない)、Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で Logicool GX メカニカルスイッチ採用機(光学・磁気スイッチではない)で、どちらも『キーをどれだけ戻したらリリース判定するか』を可変するアクチュエーション可変や Rapid Trigger の公式記載はありません。ラピッドトリガー/可変アクチュエーション/ SOCD 系機能(KEY PRIORITY / Rappy Snappy / Rapid Tap / Snap Tap)が必要な場合は、本ペアどちらも対象外で、Logicool 側なら別 SKU の PRO X TKL RAPID(磁気スイッチ採用+ KEY PRIORITY 対応)、他社では Wooting 60HE v2 / Wooting 80HE / SteelSeries Apex Pro Mini Gen 3 / SteelSeries Apex Pro TKL Gen 3 / Razer Huntsman V3 Pro Mini / Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz 側を検討してください。なお SOCD 系機能は VALORANT など一部競技タイトルで使用が制限される場合があるため、必要な場合は所属リーグ・大会のレギュレーションを必ず確認してください。
ポーリングレートは両機種でどう違いますか?
両機種とも有線時 1000Hz の同条件です。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で有線時 1000Hz、Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で 1000Hz(LIGHTSPEED 接続時 1ms 報告レート)と公称されており、ポーリングレート単体では同条件です。ただし Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で Bluetooth 接続時のポーリングを 90Hz と公称しており、Bluetooth ワイヤレスで運用する場合は有線時の 1000Hz から大きく下がる点に注意してください。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレスで 1ms 報告レートを公称しており、ワイヤレスでもポーリングを 1000Hz 相当で維持できます。8000Hz の HyperPolling 級ポーリングが必要な場合は本ペアは対象外で、有線専用の Razer Huntsman V3 Pro Tenkeyless 8KHz / Wooting 80HE 側を検討してください。
ワイヤレス方式の差は何ですか?
ワイヤレスの方式が真っ二つに分かれます。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で Broadcom Bluetooth 5.1 ワイヤレス(最大 3 台までマルチペアリング可能)+ USB-C 有線接続のデュアル接続に対応します。Bluetooth 接続時のポーリングは 90Hz、有線接続時は 1000Hz で、PC・Mac・iPad など複数デバイスを 1 台で切り替えて使う運用に向きます。2.4GHz 専用ワイヤレスドングルは公式仕様には含まれません。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレス(公式 1ms 報告レート)+ Bluetooth + USB-C 有線のトリプル接続に対応します。LIGHTSPEED 2.4GHz は専用ドングルを介する低遅延ワイヤレスで、ゲーミング用途で Bluetooth よりレスポンスを優先したい場合に向きます。ワイヤレスマルチペアリングを最大限取りたい・PC/Mac/iPad で切り替えたいなら Keychron K2 Pro、LIGHTSPEED 2.4GHz の低遅延ワイヤレスを取りたいなら Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED という棲み分けです。
ホットスワップでスイッチを差し替えたいなら、どちらですか?
ホットスワップ対応有無が真っ二つに分かれます。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で 5pin MX 互換のホットスワップに対応しており、Keychron K Pro Red/Brown/Banana の標準スイッチに加えて、3pin/5pin MX 互換の市販メカニカルスイッチ(Gateron/Cherry MX/Kailh など)に差し替えてカスタムビルドできます。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様でホットスワップ非対応で、出荷後にスイッチ単品を差し替えることはできません。スイッチは Logicool GX Red(リニア)/GX Brown(タクタイル)/GX Blue(クリッキー)から購入時に選ぶ構成で、出荷後の打鍵感カスタムは想定されていません。差し替えで打鍵感をカスタムしたい場合は Keychron K2 Pro、出荷時点の GX スイッチ+アルミ合金プレートの完成度を活かしたい場合は Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED です。
QMK/VIA でファームウェアレベルのカスタムをしたい場合はどちらですか?
QMK/VIA でファームウェアレベルのカスタムをしたい場合は Keychron K2 Pro です。メーカー公式仕様で QMK/VIA フルプログラム対応で、キーマップを QMK ファームウェアレベルで書き換えたり、VIA の GUI でレイヤー・マクロ・タップダンスを設定したりできます。プログラマブルキーボードのコミュニティ標準である QMK/VIA に乗りたい場合、PC・Mac・iPad など複数 OS の混在環境で 1 台のキーボードを運用したい場合に向きます。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー独自の Logicool G HUB(PC アプリ)で、プロファイル単位でのキーマップ・LIGHTSYNC RGB ・ボリュームローラー/メディアキーの割り当て・Game Mode の制御を一括管理する構成で、QMK/VIA への公式対応はありません。Logicool G HUB は PRO X SUPERLIGHT 2 / PRO X 2 LIGHTSPEED ヘッドセットなど他の Logicool G 製品と統合管理でき、Logicool G エコシステムで揃える前提のユーザーに向きます。
75% と TKL(80%)はどちらを選ぶべきですか?
F キー行・矢印キー・ナビゲーションキー列を完全に独立した物理キーで残したい場合は TKL(80%)の Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED、最右列にナビゲーションキーを集約した 75% のコンパクト構成を取りたい場合は Keychron K2 Pro です。Keychron K2 Pro は 84 キーの 75% 構成で、F キーを独立した行に残しつつ、最右列に Home/PgUp/PgDn/End などのナビゲーションキーを集約します。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED は TKL(80%)でテンキーのみを省き、F キー行・矢印キー・Home/PgUp/PgDn/End などのナビゲーションキー列をすべて独立した物理キーで残す構成です。レイアウト言語は両モデルとも英語(US) ANSI 中心で、JIS 配列を必須とする日本ユーザーには本ペアは要事前確認です(日本国内向け JIS 配列モデルが流通する場合もあるため、購入時に確認してください)。
本体上部の UI は何が違いますか?
本体上部の物理 UI が異なります。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で OLED ディスプレイ/メディアダイヤル/ロータリーノブの記載はなく、本体上部の物理 UI を持たない構成です(メディアコントロールは Fn レイヤー経由で行います)。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で本体右上に独立したボリュームローラー+メディアコントロール(再生/一時停止/ミュート/前後トラック)を搭載しており、物理キーで直接メディア操作ができます。加えて Game Mode 切替キーを備え、Game Mode Lock を有効にすると Windows キーや Alt+F4 など意図しない入力を抑止できます。物理キーで直接メディア操作したい/Windows キー誤入力を抑止したい場合は Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED、純粋にキーボード機能に絞ったコンパクト構成が欲しいなら Keychron K2 Pro です。なお、フルアサイン可能なロータリーノブ(左上)が必要な場合は本ペアは対象外で、同社 Keychron Q1 Pro 側を検討してください。
公称バッテリー時間はどちらが長いですか?
公称バッテリー時間は Keychron K2 Pro 側が大幅に長く公称されています。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で 4000mAh バッテリーを搭載し、『Bluetooth 接続時 約 260 時間(バックライトオフ)』『約 130 時間(RGB 最低輝度時)』を公称します。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で『LIGHTSPEED 接続時 約 50 時間バッテリー(公式公称値)』『充電時間 約 1 時間(公式公称値)』を公称します。バックライトオフでの長時間ワイヤレス運用を取りたい用途では Keychron K2 Pro 側、LIGHTSPEED 2.4GHz の低遅延ワイヤレスを取りつつバッテリー寿命より入力レスポンスを優先する用途では Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED 側です。なお、実使用での持ち時間はバックライト輝度・接続方式・タイピング頻度・無線環境で変動するため、メーカー公称値はあくまで参照値として扱ってください。
ケース材質・マウントの違いはどこですか?
ケース材質とプレート構成は両機種で異なります。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で『ABS または ABS+ アルミフレーム』構成(フレームの仕様は購入時に選択)で、スチールプレートを採用します。エントリ帯の取り回しと価格帯に振った設計で、5pin MX 互換ホットスワップで後からスイッチをカスタムする運用と組み合わせて打鍵感を詰めていく方向性です。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様でアルミ合金プレートを採用し、剛性とビルドの方向性を打ち出した構成です。本体寸法は公式公称値で 352mm × 150mm × 34mm、本体重量は公式公称値で約 960g(仕様値 / 実測値ではない)、7,000 万回以上の打鍵に対応する耐久性が公式に明示されています。打鍵時のケース鳴り・剛性感は出荷時の設計に依存するため、エントリ寄りで取り回し優先かつ MX 互換ホットスワップで後からスイッチをカスタムしたいなら Keychron K2 Pro、出荷時点で TKL アルミ合金プレートの完成度を一発で得たいなら Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED という棲み分けです。
RGB・キーキャップに違いはありますか?
両機種ともメーカー公式仕様で per-key RGB / Doubleshot PBT キーキャップを採用しますが、RGB の構成と連動エコシステムで違いがあります。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で『south-facing per-key RGB』を採用し、LED がキーキャップの前面から透ける配置で、サードパーティの Cherry プロファイル キーキャップを後付けで装着しても照明が阻害されにくい構成です。キーキャップは Double-shot PBT を採用します。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で『LIGHTSYNC per-key RGB』を採用し、Logicool G HUB 経由で同社の PRO X SUPERLIGHT 2 / PRO X 2 LIGHTSPEED ヘッドセットなど他の Logicool G 製品と一括して RGB を連動させたい用途に向きます。キーキャップは Doubleshot PBT を採用します。サードパーティ Cherry プロファイル キーキャップを後付けする運用に向くのは south-facing RGB の Keychron K2 Pro 側、Logicool G エコシステムで LIGHTSYNC RGB を統一したい用途は Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED 側です。
二極の整理 — エントリ帯 75% ワイヤレスメカニカル vs TKL eスポーツ LIGHTSPEED はどう使い分けますか?
整理の方向性は『マルチペアリングで PC・Mac・iPad を切り替えながらタイピング/カジュアルゲーミング/クリエイティブを取るか』『LIGHTSPEED 2.4GHz 専用ワイヤレスの低遅延+ G HUB エコシステム+独立ボリュームローラー+ Game Mode Lock で TKL eスポーツ環境を整えるか』です。Keychron K2 Pro はメーカー公式仕様で 84 キー 75% / ABS または ABS+ アルミフレーム+スチールプレート/ Keychron K Pro メカニカル 3 種選択/ 5pin MX 互換ホットスワップ/ QMK/VIA フルプログラム/ Bluetooth 5.1 + USB-C 有線/ 4000mAh /公式公称値 約 260 時間(バックライトオフ)/約 130 時間(RGB 最低輝度時)で、エントリ帯のカスタム可能 75% ワイヤレスメカニカル路線です。Logicool G PRO X TKL LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で TKL(80%)/ Logicool GX メカニカル 3 種選択/ホットスワップ非対応/ LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + USB-C 有線/ 1000Hz /公式公称値 約 50 時間バッテリー/ボリュームローラー+メディアコントロール/ Game Mode + Game Mode Lock /アルミ合金プレート/ Doubleshot PBT / LIGHTSYNC per-key RGB / Logicool G HUB / 7000 万回以上の打鍵耐久で、TKL eスポーツ向け LIGHTSPEED ワイヤレスメカニカル路線です。両モデルとも公式仕様でラピッドトリガー/可変アクチュエーション/ SOCD 系機能は非搭載のため、これらが必要な用途は本ペア対象外です。