用語の概要
別表記 SOCDSnap TapRapid TapRappy SnappyLast Key Priority
- カテゴリ
- ゲーミングキーボード
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解説
SOCD(Simultaneous Opposing Cardinal Directions) とは、本来同時に成立しない「左 + 右」「前 + 後」のような対立入力が同時に発生した場合の挙動を指す総称です。ゲーミングキーボードでは、これをハードウェア / ファームウェア側で自動的に裁定する機能が、メーカーごとに別の呼称で実装されています。
各社の呼称と挙動
| 呼称 | メーカー | 採用機の代表例 | 挙動 |
|---|---|---|---|
| Snap Tap | Razer | Razer Huntsman V3 Pro TKL 8KHz | 後から押されたキーを優先(前のキーは押し続けていても OFF) |
| Rapid Tap | SteelSeries | SteelSeries Apex Pro TKL Gen 3 | 後から押されたキーを優先(同上、SOCD の Last-Input-Priority 実装) |
| Rappy Snappy | Wooting | Wooting 80HE | 後から押されたキーを優先(押下深度ベースで判定) |
いずれも実装の 本質は同じ「Last Input Priority」 で、A → D に切り替えた瞬間、A キーを物理的に離さなくても D だけが入力扱いになります。
なぜストッピングが速くなるのか
通常のキーボードでは、A → D の切り替えで「A を指で戻して入力 OFF にする」時間が必要です。Snap Tap / Rapid Tap / Rappy Snappy では、D を押した瞬間に A が自動 OFF になるため、左右ストッピング → 撃ち の動作が指の動きより早く成立します。
競技レギュレーションでの扱い(重要)
これらの機能は 競技タイトルによっては明示的に規制対象 です。代表的なところでは:
- VALORANT(Riot Games): 2024 年に「複数の入力を 1 つに集約してメカニクスを簡略化するハードウェア / ソフトウェア」を禁止と公式声明(Riot Games 公式アナウンス)。
- Counter-Strike 2(Valve): 2024 年に Snap Tap 系の SOCD 機能で発行されるキー入力を、サーバー側で無効化する措置を実施(Valve 公式パッチノート)。
機種側でこの機能を オフにできる ことがほとんどですが、所属リーグ・大会のレギュレーションは事前に確認してください。「ハードウェアで搭載 = 大会で使ってよい」ではありません。
当サイトのランキング・比較記事では、Snap Tap / Rapid Tap / Rappy Snappy 系の SOCD 機能について、対応有無を仕様として記載していますが、競技で有効か否か は別問題として扱っています。
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参照元(一次ソース)
本用語の説明は次の一次ソース(規格団体・メーカー公式資料など)を参照しています。