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磁気スイッチ(Hall Effect / ホール効果スイッチ)

キー軸に取り付けた磁石の位置を、基板側のホール効果センサーが連続的に検知して入力位置を返す方式のキースイッチ。アクチュエーションポイントを任意に可変でき、ラピッドトリガーの実装に必須となる検知技術です。

GLOSSARY

用語の概要

別表記 Hall Effect SwitchMagnetic SwitchHE Switchホール効果スイッチ磁気軸

関連用語
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出典
2
最終更新
DEFINITION

解説

磁気スイッチ(Hall Effect スイッチ)は、キー軸に取り付けた小さな磁石の位置を 基板側のホール効果センサー が磁界の強さで連続的に検知し、キーがどれだけ深く押されているかを アナログ値 として返す方式のキースイッチです。

メカニカル vs 磁気スイッチ

項目メカニカルスイッチ磁気スイッチ(HE)
検知方式金属接点を物理接触で導通磁石の位置をホールセンサーで連続検知
入力位置1 点固定(軸ごとに既定値)0.1mm 〜 4.0mm 等を任意に可変
ラピッドトリガー原理上不可(ON/OFF の 2 値)標準で対応(位置の連続検知)
SOCD / Rapid Tap 系不可可能(押下深度差で判定できる)
採用例Cherry MX / Gateron / Kailh の各軸Wooting Lekker L60 v2 / SteelSeries OmniPoint 3.0 HyperMagnetic / Razer Analog Optical(※光学/アナログ)

メーカー公式仕様によれば、Wooting の Lekker L60 v2 や SteelSeries の OmniPoint 3.0 HyperMagnetic は、いずれもアクチュエーションを 0.1mm 単位 で調整可能と明記されています。

どんな人に向くか

  • 競技 FPS のストッピング や、ジャンプ → 即着地撃ち の精度を上げたい人 — アクチュエーションを浅く(例: 0.1〜1.0mm)に詰めると入力遅延が体感で減ります。
  • 同じキーボードを文字入力にも兼用 したい人 — 文字キーは深め(例: 2.0mm 以上)、移動 WASD は浅めと キー単位で別設定 を持てます。
  • 一方、メカニカル軸特有の タクタイル感クリッキー音 が好みの人にとっては、磁気スイッチのリニアな打鍵感が物足りなく感じることもあります。

注意点

  • SOCD / Snap Tap 系機能 は、所属する競技リーグや大会のレギュレーションで規制対象になっている場合があります(例: VALORANT は 2024 年に明示的に禁止)。詳細はSOCD / Snap Tap / Rapid Tap を参照。
  • ホットスワップ対応機でも、磁気スイッチは 磁気スイッチ同士の互換 のみで、Cherry MX 互換軸とは挿し替えできません(軸ピン形状とセンサー側の磁界感度が違うため)。

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SOURCES

参照元(一次ソース)

本用語の説明は次の一次ソース(規格団体・メーカー公式資料など)を参照しています。