用語の概要
別表記 Rapid TriggerラピトリContinuous Rapid Trigger
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解説
ラピッドトリガーは、キーを押し戻した瞬間にリリース判定 を、再度押し込んだ瞬間にアクチュエーション判定 を発生させる入力機能です。固定アクチュエーション方式が「特定の深さを通過した時」だけ ON/OFF を切り替えるのに対し、ラピッドトリガーは 押下方向の変化 そのものを入力イベントとして扱います。
仕組み
連続的に深さを検知できる 磁気スイッチ や アナログ光学スイッチ であることが前提です。
| フェーズ | 動作 |
|---|---|
| 押下中(指が下方向に動いている間) | 入力 ON のまま保持 |
| 押し戻し開始(指が上方向に動き始めた瞬間) | 即時にリリース 判定(押下深度の絶対値は不問) |
| 再度押下開始(指が下方向に動き始めた瞬間) | 即時にアクチュエーション 判定 |
リリース感度・再アクチュエーション感度は、各社ソフトウェアで通常 0.1mm 単位 で個別に調整できます(Wooting Wootility / SteelSeries GG / Razer Synapse 等、メーカー公式仕様)。
なぜ FPS で効くのか
固定アクチュエーション(仮にリセットポイント 2.0mm)の場合、ストッピングのために A → D に切り替える時、A キーを リセット深度より上まで戻す 移動時間が必ず発生します。ラピッドトリガーでは 指の方向反転と同時に 前のキーが切れるため、左右ストッピングのキレが(理論上)速くなります。
ただし、「速い=勝てる」ではありません。意図しない暴発 が増えるため、感度は競技タイトル・自分の指の動きに合わせて慎重に詰めるべきです。
機種ごとの精度差
メーカー公式仕様で 0.1mm 単位の調整可能 が明記されているのは、Wooting 80HE(Lekker L60 v2)、SteelSeries Apex Pro TKL Gen 3(OmniPoint 3.0 HyperMagnetic、0.1〜4.0mm を 40 段階)、Razer Huntsman V3 Pro TKL(Analog Optical Gen-2、0.1〜4.0mm 可変)など。
注意点
- ラピッドトリガー対応軸でないキーボードでは利用不可(メカニカル MX 軸では原理的に不可)。
- 「ラピッドトリガー対応」と書かれていても、最小調整単位 や 対応キー範囲 は機種で異なります — 購入前にメーカー公式の仕様表を確認してください。
- 派生機能の SOCD / Snap Tap / Rapid Tap / Rappy Snappy は競技タイトルにより規制対象です(SOCD / Snap Tap / Rapid Tap 参照)。