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マウスコンピューター G TUNE FG-A7G70 と パソコン工房 LEVEL-R789-265F-TKX、RTX 5070 12GB 同一 GPU 機の AMD 3D V-Cache vs Intel Arrow Lake

競技 FPS 向け GeForce RTX 5070 12GB 同一 GPU の代表 2 機種、マウスコンピューター G TUNE FG-A7G70(AMD Ryzen 7 9800X3D / 32GB DDR5-5600 / 2TB Gen4 NVMe / 360mm AIO / フルタワー / 3 年保証)と パソコン工房 LEVEL-R789-265F-TKX(Intel Core Ultra 7 265F / 16GB DDR5 / 1TB Gen5 NVMe / 空冷 / ミドルタワー / Z890 / 1 年保証)を、メーカー公式仕様の CPU プラットフォーム・メモリ容量・SSD 世代・CPU クーラー・筐体規模・保証年数の観点で比較。

VERSUS

本ページで比較する2機種

最終更新
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • AMD 3D V-Cache (Ryzen 7 9800X3D) + 32GB DDR5-5600 + 2TB Gen4 NVMe + 360mm AIO + フルタワー + 標準 3 年保証 + 24 時間電話サポートで競技 FPS の上限フレームレートと長期運用を 1 台に集約したいマウスコンピューター G TUNE FG-A7G70
  • Intel Arrow Lake (Core Ultra 7 265F / 20 コア) + 16GB DDR5 + 1TB PCIe Gen5 NVMe + 空冷 + ATX ミドルタワー + Intel Z890 で AMD vs Intel ・ Gen4 vs Gen5 ・ マルチスレッド兼用の軸で組みたいパソコン工房 LEVEL-R789-265F-TKX
  • 両機種とも GPU は GeForce RTX 5070 12GB (GDDR7 / 192-bit)、電源は 750W 80PLUS BRONZE、OS は Windows 11 Home で、RTX 5070 12GB 機の核は完全に揃っている

GPU は同一の「CPU プラットフォーム直接対決」

マウスコンピューター G TUNE FG-A7G70 と パソコン工房 LEVEL-R789-265F-TKX は、本ランキングの 2 位/4 位で、GPU (RTX 5070 12GB / GDDR7)・電源容量と認証 (750W 80PLUS BRONZE)・OS (Windows 11 Home) のいずれも同じ仕様でありながら、CPU プラットフォームと周辺構成の選び方が真逆という対照的な組み合わせの対決機種です。差は『CPU の世代と方向性 (AMD 3D V-Cache vs Intel Arrow Lake)』『メモリ容量 (32GB vs 16GB)』『SSD の容量と世代 (2TB Gen4 vs 1TB Gen5)』『CPU クーラー (360mm AIO vs 空冷)』『筐体規模 (フルタワー vs ミドルタワー)』『保証年数とサポート体制 (3 年+24h電話 vs 1 年標準)』の 6 軸に集約されます。

  • G TUNE FG-A7G70: Ryzen 7 9800X3D (8C/16T / 公式 96MB L3) + RTX 5070 12GB + 32GB DDR5-5600 + 2TB Gen4 NVMe + 750W Bronze + 360mm AIO + フルタワー (約 240×500×479mm / 約 15.6kg) + 3 年保証 + 24 時間電話サポート
  • LEVEL-R789-265F-TKX: Core Ultra 7 265F (P8+E12 = 20C / 最大 5.3GHz) + RTX 5070 12GB + 16GB DDR5 + 1TB Gen5 NVMe + 750W Bronze + 空冷 + Intel Z890 + ミドルタワー (約 220×493×465mm) + 1 年保証 (有償延長 3/4 年あり)

GPU・電源容量・OS が揃っているぶん、フレームレートではなく「CPU 哲学と長期運用の設計思想」で選び分ける構成です。

数値はすべて両社の公式販売ページの掲載仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

CPU・メモリ・GPU まわりの差

項目G TUNE FG-A7G70LEVEL-R789-265F-TKX
CPUAMD Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 4.70GHz - Turbo 5.20GHz / 公式 96MB L3)Intel Core Ultra 7 265F (P 8 + E 12 = 20 コア 20 スレッド / P 2.4GHz・E 1.8GHz - 最大 5.3GHz)
GPUGeForce RTX 5070 12GB (GDDR7)GeForce RTX 5070 12GB (GDDR7)
メモリ32GB (16GB×2) DDR5-5600 デュアルチャネル / 4 スロット (最大 128GB)16GB (8GB×2) DDR5 / 4 スロット (空き 2 スロット)
マザーボード(型番非公開 / AMD AM5 プラットフォーム)Intel Z890 チップセット

最も大きな差は CPU プラットフォームです。G TUNE FG-A7G70 は AMD 3D V-Cache 搭載の Ryzen 7 9800X3D で、公式 96MB の大容量 L3 キャッシュをゲームエンジンに供給し、Valorant・Apex Legends・Counter-Strike 2・Overwatch 2 など L3 ヒット率が支配的な競技 FPS タイトルでフレームレートを引き出す方向の設計です。LEVEL-R789-265F-TKX は Intel Core Ultra 7 265F で、P コア 8 + E コア 12 = 20 コア構成によりマルチスレッド負荷 (配信エンコード・動画編集・3DCG ・複数アプリ並行) を捌く方向の設計です。「競技 FPS 単独最適化」なら 9800X3D、「マルチタスク兼用」なら 265F、という選び分けになります。

GPU はまったく同じ GeForce RTX 5070 12GB (GDDR7 / 192-bit) で、フル HD 競技 FPS の上限フレームレートを引き出す GPU 側として両機種同じスペックです。GPU 律速のシーンでは差は出ず、CPU 律速のシーンで CPU 側の方向性の差がそのままフレームレートに表れる構成です。

メモリは容量で 2 倍の差 (32GB vs 16GB) があります。Ryzen 7 9800X3D は JEDEC 定格 DDR5-5600 まで公式サポートしているため、G TUNE 側は定格上限を 32GB で引き出している構成です。LEVEL 側は 16GB 標準搭載で 4 スロット中 2 スロットが空いているため、後から 16GB×2 を追加して 32GB / 48GB / 64GB に増設できる設計ですが、購入時から配信録画・複数アプリ並行で余裕を持たせるなら 32GB 標準の G TUNE 側に分があります。

ストレージ・電源・CPU クーラー・筐体の差

項目G TUNE FG-A7G70LEVEL-R789-265F-TKX
ストレージ2TB NVMe M.2 PCIe Gen4×4 SSD1TB NVMe M.2 (PCIe Gen5 x4) SSD
電源750W 80PLUS BRONZE750W 80PLUS BRONZE
CPU クーラー水冷 CPU クーラー (360mm ラジエーター AIO)空冷 CPU クーラー
ケースフルタワー (約幅 240 × 奥行 500 × 高さ 479 mm / 約 15.6kg)ATX ミドルタワー (約幅 220 × 奥行 493 × 高さ 465 mm)

ストレージは容量と世代がきれいに逆方向にトレードオフしています。G TUNE FG-A7G70 は 2TB Gen4 NVMe で容量に振り、LEVEL-R789-265F-TKX は 1TB Gen5 NVMe で世代に振っています。SSD のロード時間は Gen4 と Gen5 で実感差が出にくい領域に達しており、競技 FPS のマップロードや AAA タイトルの初回読み込みでも Gen4 SSD で実用上は十分、というのが一般的な評価です。Gen5 の優位性は、ゲームよりも巨大ファイルの連続書き込み (動画素材・ゲーム録画の保存) や DirectStorage 対応タイトルでより顕在化しやすい領域で、LEVEL 側は Intel Z890 + Arrow Lake が PCIe Gen5 SSD レーンを直接サポートする構成と整合しています。100GB 級 AAA タイトル + 配信録画を本体 SSD で完結させたい用途なら G TUNE 側 (2TB)、世代の最新性と将来のロード短縮ヘッドルームを取りたいなら LEVEL 側 (Gen5) です。

電源は容量 750W・認証 80PLUS BRONZE で完全に同等です。RTX 5070 12GB + 9800X3D / 265F の構成を 750W 帯で組む前提では、電源側のマージンは両機種揃っています。なお、LEVEL-R789-265F-TKX の公式販売ページでは『850W 80PLUS GOLD への無償アップグレード』が時期によって提供される場合がありますが、本比較は両機種の標準仕様を基準にしています。購入時にキャンペーンが適用される場合は、公式販売ページで最新条件を必ず確認してください。

CPU クーラーは G TUNE 側が 360mm ラジエーター AIO、LEVEL 側が空冷 です。ラジエーター面積が大きい 360mm AIO のほうが長時間負荷時のファン回転数を抑えやすく、結果として静音性で構造的に有利になりやすい、というのが一般的な評価です。Ryzen 7 9800X3D は 3D V-Cache を搭載した発熱コントロール型 CPU、Core Ultra 7 265F は Arrow Lake 世代でアーキテクチャ上発熱を抑える方向の設計ですが、フルタワー筐体 + 360mm AIO の G TUNE 側は『静音志向で長時間配信もこなしたい』用途に構造的に向く構成です。LEVEL 側は空冷 + ATX ミドルタワーで、ポンプ寿命・冷却液漏れリスクを構造的に避けたいユーザー (5 年以上の長期運用を視野に入れたい層) に向く設計です。

ケースはフルタワーとミドルタワー で、フットプリント自体は近接しています (横幅 G TUNE 240mm / LEVEL 220mm = 20mm 差、奥行は 7mm 差、高さは 14mm 差)。本体重量は G TUNE 側で約 15.6kg と明示されています。フルタワーの内部容積は ATX ミドルタワーより一回り大きく、360mm ラジエーターの上面/前面マウントの自由度と GPU まわりのエアフローで余裕があります。デスク下の限られたスペースに収めたい・床置きで持ち上げて運用したい場合は ATX ミドルタワーの LEVEL 側、エアフロー余裕と拡張性で組みたい場合はフルタワーの G TUNE 側、という整理です。

OS・保証・サポート

項目G TUNE FG-A7G70LEVEL-R789-265F-TKX
OSWindows 11 Home 64bitWindows 11 Home [DSP 版] (インストールメディア付属)
標準保証3 年間センドバック修理保証 + 24 時間×365 日電話サポート1 年標準 (有償延長プランで 3 年 / 4 年に拡張可)
ネットワークWi-Fi 6E / Bluetooth 5(詳細は公式販売ページ参照)
光学ドライブDVD ドライブ(詳細は公式販売ページ参照)

最も明確な差は保証年数とサポート体制です。G TUNE FG-A7G70 は マウスコンピューター標準の 3 年間センドバック修理保証 + 24 時間×365 日電話サポート を標準で付帯し、追加費用なしで 3 年カバーされます。LEVEL-R789-265F-TKX は標準保証 1 年で、3 年 / 4 年は有償の延長プランで購入時に選択する形式です。BTO 完成PCを 3〜4 年単位で運用する前提なら、運用コスト込みで G TUNE のほうが見通しが立ちやすい構成です。

G TUNE 側は Wi-Fi 6E + Bluetooth 5 + DVD ドライブ を標準装備として明示しています。Wi-Fi 6E (6GHz 帯対応) の無線 LAN ルーター環境を持っているユーザーや、DVD メディアからインストールする旧ソフトウェア資産を持つユーザーには、購入時から使い切りやすい仕様です。LEVEL 側はネットワーク/光学ドライブの詳細は公式販売ページの該当欄を必ず確認してください。

こんな人にはどっち

  • 競技 FPS + 配信 + 録画を 1 台で長期に賄いたい / 静音性 + 長期保証 + ストレージ容量で構造的なマージンを取りたい: G TUNE FG-A7G70。AMD 3D V-Cache + 32GB DDR5-5600 + 2TB Gen4 NVMe + 360mm AIO + フルタワー + 標準 3 年保証 + 24 時間電話サポート + Wi-Fi 6E の組み合わせで、3〜4 年単位の総合バランスに振った構成です。
  • Intel プラットフォーム + 多コア + 最新世代 SSD で AMD vs Intel ・ Gen4 vs Gen5 ・ ミドルタワー設置を優先したい: LEVEL-R789-265F-TKX。Core Ultra 7 265F (20 コア / 最大 5.3GHz) + Intel Z890 + 1TB PCIe Gen5 NVMe + 空冷 + ATX ミドルタワーの組み合わせで、マルチスレッド兼用と世代の最新性に振った構成です。配信エンコード・動画編集・3DCG など並行マルチスレッド処理を 1 台で兼ねたい用途や、空冷で長期運用したいユーザーに向きます。
  • 両機種ともフル HD 競技 FPS の上限フレームレート用途では、GPU が同一 (RTX 5070 12GB)・電源容量と認証が同一 (750W BRONZE)・OS が同一 (Windows 11 Home) のため、GPU 律速のシーンではフレームレートは同等です。差が出るのは CPU 律速 (Valorant / Apex / CS2 / OW2 などの L3 依存タイトル) のシーン、長期運用 (保証・静音性)、配信録画 (ストレージ容量とメモリ容量)、設置 (筐体規模) の側です。

関連コンテンツ

各機種の単独ページ (G TUNE FG-A7G70LEVEL-R789-265F-TKX) では、本比較で取り上げきれなかった項目(マザーボード詳細・拡張スロット構成・付属品・LAN まわりの細目など)もメーカー公式仕様から個別の出典付きで掲載しています。

本比較で扱った 2 機種を含むランキングは FPS・eスポーツ向け ゲーミングPC ランキング を参照してください。同ランキングの隣接ペア compare は 1 位 LEVEL-R7B6 vs 2 位 G TUNE FG-A7G702 位 G TUNE FG-A7G70 vs 3 位 GALLERIA XDR7A3 位 GALLERIA XDR7A vs 4 位 LEVEL-R789 で、本記事の 2 位 vs 4 位 を含めると本ランキング 4 機種を 6 本の compare で全数比較できます (C(4,2) = 6 ペア)。本ランキング 1 位 vs 3 位 ・ 1 位 vs 4 位 の他ペアは LEVEL-R7B6 vs GALLERIA XDR7ALEVEL-R7B6 vs LEVEL-R789 を参照してください。AAA・4K 描画寄りの構成は AAA・4K 向け ゲーミングPC ランキング を、省スペース ミニタワー型は コンパクト・ミニタワー ゲーミングPC ランキング を、競技 FPS で 240Hz 以上のゲーミングモニターを合わせる場合は 240Hz ゲーミングモニター ランキングFPS 向け ゲーミングモニター ランキング もあわせて参照してください。ゲーミングPC カテゴリ全体は ゲーミングPC/BTO トップ から探せます。BTO 構成の選び方は ゲーミングPC の選び方ガイド を参照してください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。

FAQ

よくある質問

GPU が同じ RTX 5070 12GB なら、競技 FPS のフレームレートは同等ですか?
GPU は両機種とも GeForce RTX 5070 12GB (GDDR7 / 192-bit) で同一です。違いは CPU プラットフォームで、G TUNE FG-A7G70 は AMD 3D V-Cache 搭載 Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 公式 96MB L3 キャッシュ / 最大 5.20GHz)、LEVEL-R789-265F-TKX は Intel Core Ultra 7 265F (P コア 8 + E コア 12 = 20 コア 20 スレッド / 最大 5.3GHz) です。Valorant・Apex Legends・Counter-Strike 2・Overwatch 2 など L3 キャッシュ依存度の高い競技 FPS タイトルでは、3D V-Cache 側の効きが G TUNE 側で出やすい、というのが一般的な評価です。一方、配信エンコード・動画編集・3DCG など並行マルチスレッド処理を 1 台で兼ねたい用途では、20 コアの Core Ultra 7 265F が LEVEL 側で活躍する設計です。
CPU は AMD Ryzen 7 9800X3D と Intel Core Ultra 7 265F、どちらを選ぶべきですか?
競技 FPS のフル HD 上限フレームレートを最優先するなら、AMD 3D V-Cache 搭載の Ryzen 7 9800X3D (G TUNE FG-A7G70 側) を選ぶのが定石です。3D V-Cache の大容量 L3 (公式 96MB) は、ゲームエンジンが頻繁にアクセスするデータを CPU 内部に保持できるため、L3 ヒット率が支配的なタイトルで効きやすい設計です。一方、Core Ultra 7 265F (LEVEL-R789-265F-TKX 側) は P コア 8 + E コア 12 の 20 コア構成で、配信エンコード・動画編集・複数アプリ並行などマルチスレッド負荷で活躍します。競技 FPS 単独最適化なら 9800X3D、マルチタスク兼用なら 265F、という選び分けです。
メモリは 32GB と 16GB でどう選び分けますか?
G TUNE FG-A7G70 は 32GB (16GB×2) DDR5-5600 デュアルチャネル、LEVEL-R789-265F-TKX は 16GB (8GB×2) DDR5 (4 スロット中 2 スロット使用) です。競技 FPS の単独プレイなら 16GB でも上限フレームレートに直接の影響は出にくいですが、Discord + ブラウザ複数タブ + OBS 録画 + ゲームクライアントを同時に動かす配信/録画用途や、メモリ常駐領域を多めに確保するタイトル (Escape from Tarkov 等) では 32GB のマージンが効きやすい構成です。LEVEL 側は 4 スロット中 2 スロットが空いているため、後から 16GB×2 を追加して 32GB / 48GB / 64GB に増設できる設計ですが、購入時から余裕を持たせるなら 32GB 標準搭載の G TUNE 側が安心です。
SSD は 2TB Gen4 と 1TB Gen5 でどう選び分けますか?
G TUNE FG-A7G70 は 2TB NVMe M.2 PCIe Gen4×4 SSD、LEVEL-R789-265F-TKX は 1TB NVMe M.2 (PCIe Gen5 x4) SSD で、容量と世代が逆方向にトレードオフしています。100GB 級 AAA タイトル・配信録画・ゲームクリップを本体 SSD で完結させたい用途では 2TB の G TUNE 側に余裕があります。一方、Gen5 SSD の連続読み書きの優位性は、ゲームのロード時間よりも巨大ファイルの連続書き込み (動画素材・ゲーム録画の保存) や DirectStorage 対応タイトルでより顕在化しやすい領域で、LEVEL 側は Intel Z890 + Arrow Lake が PCIe Gen5 SSD レーンを直接サポートする構成と整合しています。容量優先なら G TUNE、世代優先なら LEVEL、と整理できます。
電源は両方 750W 80PLUS BRONZE で同じですか?
公式仕様上、G TUNE FG-A7G70 と LEVEL-R789-265F-TKX はいずれも 750W 80PLUS BRONZE 認証電源を標準搭載しています。容量・認証グレードとも同等で、RTX 5070 12GB + Ryzen 7 9800X3D(G TUNE 側)/RTX 5070 12GB + Core Ultra 7 265F(LEVEL 側)の構成を 750W 帯で組む点も共通しています。なお、LEVEL-R789-265F-TKX の公式ページでは『850W 80PLUS GOLD への無償アップグレード』が時期によって提供される場合がありますが、本記事の比較は両機種の標準仕様 (750W 80PLUS BRONZE) を基準にしています。購入時に電源グレードのキャンペーンが適用される場合は、必ず公式販売ページで最新条件を確認してください。
CPU クーラーは 360mm AIO と空冷でどう違いますか?
G TUNE FG-A7G70 は『水冷 CPU クーラー (360mm ラジエーター)』を標準搭載しています。LEVEL-R789-265F-TKX は公式仕様で『空冷 CPU クーラー』を採用しています。Ryzen 7 9800X3D は 3D V-Cache を搭載した発熱コントロール型 CPU、Core Ultra 7 265F は Arrow Lake 世代でアーキテクチャ上発熱を抑える方向の設計ですが、ラジエーター面積が大きい 360mm AIO のほうが長時間負荷時のファン回転数を抑えやすく、結果として静音性で有利になりやすい、というのが一般的な評価です。フルタワー筐体 + 360mm AIO の G TUNE 側は『静音志向で長時間配信もこなしたい』用途に構造的に向く構成です。
ケースはフルタワーとミドルタワーでどう違いますか?
G TUNE FG-A7G70 はフルタワー (約 240 × 500 × 479mm / 本体重量 約 15.6kg)、LEVEL-R789-265F-TKX は ATX ミドルタワー (約 220 × 493 × 465mm) です。横幅は約 20mm、高さは約 14mm の差で、フットプリント自体は近接していますが、フルタワーの内部容積は ATX ミドルタワーより一回り大きく、360mm ラジエーターの上面/前面マウントの自由度と GPU まわりのエアフローで余裕があります。デスク横の限られたスペースに収めたい・床置きで持ち上げて運用したい場合は ATX ミドルタワーの LEVEL 側が取り回しやすく、エアフロー余裕と拡張性で組みたい場合はフルタワーの G TUNE 側が向く設計です。
マザーボード チップセット (AMD AM5 と Intel Z890) はどう違いますか?
LEVEL-R789-265F-TKX は Intel Z890 チップセットを採用し、Core Ultra 7 265F (LGA1851 ソケット / Arrow Lake 世代) と組み合わせて PCIe Gen5 SSD レーンを直接サポートする構成です。G TUNE FG-A7G70 はマウスコンピューターの完成PCとしてマザーボード型番は公開していませんが、AMD AM5 ソケット + Ryzen 7 9800X3D + DDR5-5600 + PCIe Gen4 NVMe SSD を素直に走らせる構成です。チップセット型番が明示されるか否かは、購入後にメモリやストレージを自分で増設したいユーザーにとっての見通しに差を生むレベルの違いで、フレームレートに直結する差ではありません。
保証は 3 年と 1 年、どちらが安心ですか?
G TUNE FG-A7G70 はマウスコンピューター標準の『3 年間センドバック修理保証 + 24 時間×365 日電話サポート』を標準で付帯します。LEVEL-R789-265F-TKX は標準保証 1 年で、有償の延長プラン (3 年 / 4 年) で拡張できます。BTO 完成PCを 3〜4 年単位で 1 台運用する前提なら、追加費用なしで 3 年保証 + 24 時間電話サポートが付く G TUNE のほうが運用コスト込みで見通しが立ちやすい構成です。一方、購入後 1〜2 年で買い替え/パーツ載せ替えを前提に短期運用する想定なら、保証期間の差はそれほど大きな選択軸にはなりません。
結局どちらを選ぶべきですか?
競技 FPS のフル HD 上限フレームレートと長期運用 (保証 ・ 静音性 ・ 配信録画ストレージ余裕) を最優先するなら G TUNE FG-A7G70。AMD 3D V-Cache の効きが大きい Valorant / Apex / CS2 / OW2 で構造的に有利、かつ 32GB + 2TB + 360mm AIO + フルタワー + 3 年保証で『買って 3〜4 年そのまま使う』用途に向きます。一方、Intel プラットフォーム + 多コアでマルチスレッド負荷も兼ねたい、PCIe Gen5 SSD の世代を取りたい、ミドルタワーで設置自由度を確保したい場合は LEVEL-R789-265F-TKX。20 コア Arrow Lake + Gen5 SSD + Z890 + ミドルタワー + 1 年保証 (有償延長可) の組み合わせで、AMD vs Intel ・ Gen4 vs Gen5 ・ フルタワー vs ミドルタワーの軸で割り切る用途に向きます。