本ページで比較する2機種
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編集部の解説
結論を急ぐ人へ
- GPU クラスと電源容量を最優先(RTX 5070 Ti 16GB + 850W Gold + 240mm AIO)で WQHD/4K も視野 → パソコン工房 LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX
- 9800X3D + RTX 5070 12GB + AMD B850 + 2.5Gb LAN を仕様欄で一意に確定したミドルタワー BTO を価格抑えめに → ドスパラ GALLERIA XDR7A-R57-GD
- 両機種とも CPU は AMD 3D V-Cache 搭載 Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 最大 5.2GHz)、メモリ 32GB DDR5、ストレージ 1TB NVMe Gen4 SSD、ミドルタワー筐体、標準保証 1 年 で、競技 FPS 向け Ryzen 7 9800X3D 機の核仕様は揃っている
Ryzen 7 9800X3D + RTX 5070 系の「上位構成 vs 価格抑え構成」
パソコン工房 LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX と ドスパラ GALLERIA XDR7A-R57-GD は、競技 FPS 向け BTO のなかでも「AMD 3D V-Cache 搭載 Ryzen 7 9800X3D + GeForce RTX 50 シリーズ + 32GB DDR5 + 1TB NVMe Gen4 SSD + ミドルタワー」の核仕様を共有する 2 機種です。本サイトの FPS・eスポーツ向け ゲーミングPC ランキング では LEVEL-R7B6 が 1 位、GALLERIA XDR7A が 3 位という並びになっています。
- LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX: 9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB + 32GB DDR5 + 1TB Gen4 NVMe + 850W Gold + 240mm AIO + ミドルタワー + 1 年保証
- GALLERIA XDR7A-R57-GD: 9800X3D + RTX 5070 12GB + 32GB DDR5-4800 + 1TB Gen4 NVMe + 750W Gold + 空冷 + AMD B850 + 2.5Gb LAN + ミドルタワー + 1 年保証
CPU は同一、メモリ容量・ストレージ容量・PSU 認証グレード (Gold)・ケース形態・保証年数も同等で、差は『GPU クラスと電源容量』『CPU クーラー方式』『マザーボード/LAN 仕様の明示度』の 3 点に集約されます。
数値はすべて両社の公式販売ページ仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。
CPU・メモリ・GPU まわりの差
| 項目 | LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX | GALLERIA XDR7A-R57-GD |
|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 最大 5.2GHz) | AMD Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 4.7GHz - 5.2GHz) |
| GPU | GeForce RTX 5070 Ti 16GB (GDDR7) | GeForce RTX 5070 12GB (GDDR7) |
| メモリ | 32GB (16GB×2) DDR5 | 32GB (16GB×2) DDR5-4800 |
CPU はまったく同じ Ryzen 7 9800X3D で、AMD 3D V-Cache 搭載 / 8 コア 16 スレッド / 最大 5.2GHz のスペックです。Valorant・Apex Legends・Counter-Strike 2 のような L3 キャッシュ依存度の高い競技 FPS タイトルで高フレームレートを維持しやすい、というのが一般的な評価で、CPU 律速のシーンでは両機種の上限フレームレートはほぼ同等になります。
差が出るのは GPU で、LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX が RTX 5070 Ti 16GB、GALLERIA XDR7A-R57-GD が RTX 5070 12GB です。RTX 5070 Ti は GDDR7 16GB / 256-bit メモリバス、RTX 5070 は GDDR7 12GB / 192-bit メモリバスで、VRAM 容量とメモリバンド幅で 5070 Ti が上回ります。WQHD - 4K 帯や、配信エンコード/高解像度テクスチャ MOD を併用する場面で 5070 Ti のマージンが効きやすい、というのが一般的な評価です。
メモリは両機種とも 32GB DDR5 デュアルチャネル。GALLERIA 側は DDR5-4800 を仕様欄に明記、LEVEL 側は規格 (DDR5) のみの記載で動作クロックは購入時に構成シートで確認する形式です。
電源・CPU クーラー・マザーボード・LAN の差
| 項目 | LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX | GALLERIA XDR7A-R57-GD |
|---|---|---|
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD ATX | 750W 80PLUS GOLD |
| CPU クーラー | 240mm 簡易水冷 (AIO) | 空冷ベース構成 |
| マザーボード | 販売ページに チップセット明記なし (構成シート要確認) | AMD B850 ATX |
| LAN | 販売ページに 速度明記なし (構成シート要確認) | 2.5Gb LAN 標準装備 |
| ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD (PCIe Gen4) | 1TB NVMe M.2 Gen4 SSD (DDR キャッシュ TLC) |
電源は両機種とも 80PLUS GOLD 認証で並び、容量だけ 850W と 750W の差になります。80PLUS GOLD は 20%/50%/100% 負荷時にいずれも 87%/90%/87% 以上の変換効率を満たす規格で、認証グレードの差は付きません。RTX 5070 Ti を搭載する LEVEL 側は GPU の最大消費電力が大きいため、容量で 100W 上に振った電源を組み合わせる構成です。
CPU クーラーは LEVEL が 240mm 簡易水冷 (AIO)、GALLERIA が空冷ベース構成です。Ryzen 7 9800X3D は発熱がコントロールされた CPU ですが、240mm AIO のほうがラジエーター面積で上回るため、長時間負荷時のファン回転数を抑えやすく静音性で構造的に有利、というのが一般的な評価です。
マザーボード/LAN の仕様明示度 では GALLERIA 側が一歩リードします。GALLERIA は AMD B850 チップセット ATX + 2.5Gb 対応 LAN を販売ページで明記、LEVEL 側はマザーボード チップセット名と LAN 速度の明記がなく、構成シートでの確認が必要です。仕様欄に書かれた情報量で BTO を比較したい用途には GALLERIA 側のほうが分かりやすい構成です。
ストレージは両方 1TB NVMe Gen4 SSD で容量・規格は同等。GALLERIA 側のみ DDR キャッシュ搭載 TLC NAND の表記が販売ページにあります。
OS と保証
| 項目 | LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX | GALLERIA XDR7A-R57-GD |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 Home (DSP 版) | Windows 11 Home 64bit |
| 標準保証 | 1 年 (有償延長 3 年 / 4 年あり) | 1 年 (有償延長 3 年 / 4 年あり) |
OS は両方 Windows 11 Home エディション、標準保証も 1 年で並びます。3 年以上の長期保証を標準付帯で求める場合は、本ランキング 2 位の マウスコンピューター G TUNE FG-A7G70 (標準 3 年センドバック修理保証 + 24 時間×365 日電話サポート) が候補になります (1 位 LEVEL-R7B6 と G TUNE FG-A7G70 の直接比較 / 2 位 G TUNE と 3 位 GALLERIA の直接比較)。
こんな人にはどっち
- WQHD - 4K の AAA タイトルや高解像度テクスチャ MOD 併用まで一台で兼ねたい / GPU 側にマージンが欲しい: LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX。本ランキングで唯一の RTX 5070 Ti 16GB + 850W Gold 電源 + 240mm 簡易水冷 の組み合わせで、GPU・電源・冷却すべて上振れさせた構成です。
- 9800X3D + RTX 5070 12GB + AMD B850 + 2.5Gb LAN を仕様欄で一意に確定したい / 価格抑え気味のミドルタワー BTO を 1 台組みたい: GALLERIA XDR7A-R57-GD。販売ページに チップセット (B850) と 2.5Gb LAN を明記している透明性と、9800X3D + RTX 5070 12GB の競技 FPS 上限フレームレートを過不足なく引き出す構成のバランスが特徴です。
両機種ともフル HD 競技 FPS の上限フレームレート用途では、CPU 律速のシーンで同等に近いパフォーマンスを期待できます。差が出るのは GPU 律速の領域 (高解像度・高画質設定・配信併用) と、電源側マージン・冷却方式・仕様欄の透明性の側です。
関連コンテンツ
各機種の単独ページ (LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX / GALLERIA XDR7A-R57-GD) では、本比較で取り上げきれなかった項目 (拡張スロット構成・付属品・販売元固有のカスタマイズ オプションなど) もメーカー公式仕様から個別の出典付きで掲載しています。
本比較で扱った 2 機種を含むランキングは FPS・eスポーツ向け ゲーミングPC ランキング を参照してください。ランキング内の他の組み合わせは 1 位 LEVEL-R7B6 vs 2 位 G TUNE FG-A7G70・2 位 G TUNE FG-A7G70 vs 3 位 GALLERIA XDR7A・3 位 GALLERIA XDR7A vs 4 位 LEVEL-R789 で個別に直接比較しています。AAA・4K 描画寄りの構成は AAA・4K 向け ゲーミングPC ランキング を、競技 FPS で 240Hz 以上のゲーミングモニターを合わせる場合は 240Hz ゲーミングモニター ランキング と FPS 向け ゲーミングモニター ランキング もあわせて参照してください。ゲーミングPC カテゴリ全体は ゲーミングPC/BTO トップ から探せます。
参照元(メーカー公式仕様など)
比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。