本ページで比較する2機種
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編集部の解説
結論を急ぐ人へ
- GPU クラス・電源容量・電源認証グレードを最優先(RTX 5070 Ti 16GB + 850W Gold) → パソコン工房 LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX
- 長期 3 年保証 + 2TB Gen4 NVMe + 360mm AIO(フルタワー)で配信/録画を 1 台で長く回したい → マウスコンピューター G TUNE FG-A7G70
- 両機種とも CPU は AMD 3D V-Cache 搭載 Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 最大 5.2GHz)、メモリ 32GB DDR5、ストレージ NVMe Gen4 SSD で、競技 FPS 向け Ryzen 7 9800X3D 機の核となる仕様は揃っている
Ryzen 7 9800X3D 競技 FPS 機のツートップ
パソコン工房 LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX と マウスコンピューター G TUNE FG-A7G70 は、2026 年時点で「AMD 3D V-Cache 搭載 Ryzen 7 9800X3D + GeForce RTX 50 シリーズ + 32GB DDR5 + NVMe Gen4 SSD」という競技 FPS 向け BTO の核仕様を満たす代表的な 2 機種です。
- LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX: 9800X3D + RTX 5070 Ti 16GB + 32GB DDR5 + 1TB Gen4 NVMe + 850W Gold + 240mm AIO + ミドルタワー + 1 年保証
- G TUNE FG-A7G70: 9800X3D + RTX 5070 12GB + 32GB DDR5 + 2TB Gen4 NVMe + 750W Bronze + 360mm AIO + フルタワー + 3 年保証
CPU は同一で、差は『GPU クラスと電源グレード』『ストレージ容量と CPU クーラー規格』『筐体規模と保証年数』の 3 点に集約されます。
数値はすべて両社の公式販売ページ仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。
CPU・メモリ・GPU まわりの差
| 項目 | LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX | G TUNE FG-A7G70 |
|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 最大 5.2GHz) | AMD Ryzen 7 9800X3D (8 コア 16 スレッド / 4.70GHz / Turbo 5.20GHz) |
| GPU | GeForce RTX 5070 Ti 16GB (GDDR7) | GeForce RTX 5070 12GB (GDDR7) |
| メモリ | 32GB (16GB×2) DDR5 | 32GB (16GB×2) DDR5-5600 デュアルチャネル |
CPU はまったく同じ Ryzen 7 9800X3D(AMD 3D V-Cache 搭載 / 8 コア 16 スレッド / 最大 5.2GHz)です。Valorant・Apex Legends・Counter-Strike 2 など L3 キャッシュ依存度の高い競技 FPS タイトルで高フレームレートを維持しやすい、というのが一般的な評価で、CPU 律速のシーンでは両機種の上限フレームレートはほぼ同等になります。
差が出るのは GPU で、LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX が RTX 5070 Ti 16GB、G TUNE FG-A7G70 が RTX 5070 12GB です。RTX 5070 Ti は GDDR7 16GB / 256-bit メモリバス、RTX 5070 は GDDR7 12GB / 192-bit メモリバスで、VRAM 容量とメモリバンド幅で 5070 Ti が上回ります。WQHD - 4K 帯や、配信エンコード/高解像度テクスチャ MOD を併用する場面で 5070 Ti のマージンが効きやすい、というのが一般的な評価です。
メモリは両機種とも 32GB DDR5 デュアルチャネルで、G TUNE 側が DDR5-5600 をスペックシートに明記しています。実用上の差は GPU 側ほど大きくありません。
ストレージ・電源・CPU クーラー・筐体の差
| 項目 | LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX | G TUNE FG-A7G70 |
|---|---|---|
| ストレージ | 1TB NVMe M.2 SSD (PCIe Gen4 相当) | 2TB NVMe M.2 PCIe Gen4×4 SSD |
| 電源 | 850W 80PLUS GOLD ATX | 750W 80PLUS BRONZE |
| CPU クーラー | 240mm 簡易水冷 (AIO) | 360mm ラジエーター 簡易水冷 |
| ケース | ATX ミドルタワー (約幅 220 × 奥行 493 × 高さ 465 mm) | フルタワー (約幅 240 × 奥行 500 × 高さ 479 mm / 約 15.6kg) |
ストレージは G TUNE が 2TB で 2 倍の容量を確保しています。SSD 規格(NVMe Gen4)は両機種同等で、差は容量の余裕に出ます。配信録画・ゲームクリップ・100GB 級 AAA タイトルを複数同時にインストールしたい用途では、2TB の G TUNE のほうが余裕が大きい構成です。
電源は LEVEL 側が 850W 80PLUS GOLD、G TUNE 側が 750W 80PLUS BRONZE です。RTX 5070 Ti を搭載する LEVEL 側は GPU の最大消費電力が大きいため、容量と認証グレードの両面で電源側にマージンを確保している構成です。BRONZE → GOLD では、20%/50%/100% 負荷時にいずれも変換効率の保証ラインが約 5 ポイント上がる規格です。
CPU クーラーは G TUNE が 360mm 簡易水冷で、ラジエーター面積で上回ります。Ryzen 7 9800X3D は発熱がコントロールされた CPU ですが、ラジエーター面積が大きいほど長時間負荷時のファン回転数を抑えやすく、静音性で構造的に有利になりやすい、というのが一般的な評価です。
ケースは LEVEL がミドルタワー、G TUNE がフルタワーですが、奥行・高さの実寸は近く、フットプリントの差はおおむね 20mm 幅広 + 7mm 奥行差程度です。本体重量は G TUNE が約 15.6kg。
OS と保証
| 項目 | LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX | G TUNE FG-A7G70 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 Home (DSP 版) | Windows 11 Home 64bit |
| 標準保証 | 1 年 (有償延長 3 年 / 4 年あり) | 3 年間センドバック修理保証 + 24 時間×365 日電話サポート |
最も明確な差が保証年数です。LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX は標準保証 1 年で、3 年 / 4 年は有償の延長プランで購入時に選択する形式です。G TUNE FG-A7G70 は 3 年間センドバック修理保証 + 24 時間×365 日電話サポート を標準で付帯し、追加費用なしで 3 年カバーされます。BTO 完成PCを 3〜4 年単位で運用する前提では、運用コスト込みで G TUNE のほうが見通しが立ちやすい構成です。
こんな人にはどっち
- 競技 FPS だけでなく WQHD / 4K 寄り AAA タイトルや配信エンコードも一台で兼ねたい: LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX。RTX 5070 Ti 16GB + 850W Gold の組み合わせで GPU 側にマージンが大きく、本ランキングで唯一の RTX 5070 Ti 採用機です。
- 競技 FPS + 配信 + 録画を 1 台で長期に賄いたい / 静音性と長期保証を両立したい: G TUNE FG-A7G70。2TB Gen4 NVMe + 360mm AIO + 標準 3 年保証 + 24 時間電話サポートの組み合わせで、長期運用の総合バランスに振った構成です。
両機種ともフル HD 競技 FPS の上限フレームレート用途では、CPU 律速のシーンでほぼ同等のパフォーマンスを期待できます。差が出るのは GPU 律速の領域(高解像度・高画質設定・配信併用)と、長期運用の保証・電源マージン・ストレージ容量の側です。
関連コンテンツ
各機種の単独ページ (LEVEL-R7B6-LCR98D-UKX / G TUNE FG-A7G70) では、本比較で取り上げきれなかった項目(マザーボード チップセット詳細・拡張スロット構成・付属品など)もメーカー公式仕様から個別の出典付きで掲載しています。
本比較で扱った 2 機種を含むランキングは FPS・eスポーツ向け ゲーミングPC ランキング を参照してください。ランキング内の隣接ペアは 1 位 LEVEL-R7B6 vs 3 位 GALLERIA XDR7A・2 位 G TUNE vs 3 位 GALLERIA XDR7A で個別に直接比較しています。AAA・4K 描画寄りの構成は AAA・4K 向け ゲーミングPC ランキング を、競技 FPS で 240Hz 以上のゲーミングモニターを合わせる場合は 240Hz ゲーミングモニター ランキング と FPS 向け ゲーミングモニター ランキング もあわせて参照してください。ゲーミングPC カテゴリ全体は ゲーミングPC/BTO トップ から探せます。
参照元(メーカー公式仕様など)
比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。