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Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer Viper V3 Pro、右利きエルゴ多機能 vs 左右対称軽量 8000Hz の頂上対決

Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED(106g・HERO 25K・13 ボタン・LIGHTSYNC RGB・最大 130 時間)と Razer Viper V3 Pro(54g・Focus Pro 35K Gen-2・6 ボタン・RGB なし・最大 95 時間・HyperPolling 8000Hz 同梱)を、メーカー公式仕様の重量・センサー・ポーリングレート・ボタン構成・スイッチ・バッテリーから比較し、用途別にどちらを選ぶべきかを整理する。

VERSUS

本ページで比較する2機種

比較項目
10項目(差分 8)
最終更新
SPECIFICATIONS

スペック比較表

数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。

項目 AG502 X PLUS LIGHTSPEED BViper V3 Pro
重量
106 g
出典: logitechg.com
54 g
出典: razer.com
接続方式
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: logitechg.com
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: razer.com
センサー
HERO 25K
出典: logitechg.com
Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2
出典: razer.com
最大DPI
25600 dpi
出典: logitechg.com
35000 dpi
出典: razer.com
ポーリングレート
1000 Hz
出典: logitechg.com
8000 Hz
出典: razer.com
ボタン数
13
出典: logitechg.com
6
出典: razer.com
メインスイッチ
光学
出典: logitechg.com
光学
出典: razer.com
形状
右利き(エルゴノミック)
出典: logitechg.com
左右対称
出典: razer.com
バッテリー駆動時間
130 時間
出典: logitechg.com
95 時間
出典: razer.com
RGBライティング
対応
出典: logitechg.com
非対応
出典: razer.com
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • 競技 FPS を最優先・54g 級の超軽量・左右対称・箱から 8000Hz が使えるで選ぶなら → Razer Viper V3 Pro(公式 54g / Focus Pro 35K Gen-2 / HyperPolling Wireless Dongle 同梱で最大 8000Hz)
  • MMO/MOBA も兼用・13 ボタン・LIGHTSYNC RGB・100g 級の安定感・最大 130 時間バッテリー・POWERPLAY 給電で選ぶなら → Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED(公式 106g / HERO 25K / 1000Hz)
  • 同じワイヤレスフラッグシップだが、設計思想は『多機能 右利きエルゴ 全部入り』vs『ミニマル 左右対称 競技特化 8000Hz 標準』 で真逆。差は 重量・形状(右利きエルゴ vs 左右対称)・ボタン数・RGB・ポーリングレート・バッテリー条件 の 6 軸に集約される。

ワイヤレスフラッグシップの両極端

G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer Viper V3 Pro は、どちらも各社のワイヤレス フラッグシップですが、Logicool と Razer がそれぞれ自社のラインで設計目標を真逆に振り分けた結果、形状・重量・機能・ポーリングレートが対照的に位置する形になっています。

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: 106g / 右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)/ HERO 25K / 1000Hz / 13 ボタン / LIGHTSYNC RGB / 最大 130 時間(RGB オフ時)/ POWERPLAY 対応
  • Razer Viper V3 Pro: 54g / 左右対称(フラット)/ Focus Pro 35K Gen-2 / 最大 8000Hz(HyperPolling Dongle 同梱)/ 6 ボタン / RGB なし / 最大 95 時間 / POWERPLAY 非互換

G502 系は『多機能 + LIGHTSYNC RGB + ロングバッテリーで MMO / MOBA / 作業まで兼用する全部入り 右利きエルゴ ワイヤレス』、Viper V3 Pro は『競技 FPS のために重量・遅延・余計な機能を徹底的に削ぎ落とし、8000Hz ポーリングまで標準同梱した、左右対称 ワイヤレス』という、両社の真逆の頂点です。

なお、本記事で参照する数値はすべて Logicool 公式仕様(米国公式ページ + 日本公式ページ + Logicool ジャパン公式プレスリリース)と Razer 公式ページ、および本サイトの製品 DB に登録された値で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

重量と形状の差

項目G502 X PLUS LIGHTSPEEDRazer Viper V3 Pro
重量(公式)106g54g
形状右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)左右対称(フラット)
プログラム可能ボタン数136
RGB ライティングLIGHTSYNC RGB(8-LED)なし

52g の差は数字としても体感としても明確で、超軽量左右対称(50g 級)と多機能右利きエルゴ(100g 級)という別カテゴリの製品です。設計の方向性は次のように対照的です。

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: 親指側にトランク(親指の上に置くボタン)+ DPI シフト + 追加 2 サイドボタンを集約し、サイドのくぼみと右側の指置きで手のひら全体を包み込む大ぶりなシェル。長時間のパームグリップ運用で自重が安定性に変わる重量配分。
  • Viper V3 Pro: Viper V2 Pro のシェイプを継承した左右対称のフラットなシェル。サイドの凹凸を最小化し、つまみ持ち/つかみ持ちで指先を主軸に振るプレイスタイルに最適化。左右両側にそれぞれ 2 つのサイドボタンを持ち、利き手を問わず使える対称構造。

『右利きで長時間パームグリップ・MMO/MOBA も兼ねる』なら G502 X PLUS LIGHTSPEED、『指先で素早く振りたい・競技 FPS に振り切りたい・左右対称シェイプが好み』なら Viper V3 Pro、という選び分けが基本になります。

形状の基礎は マウス形状(用語集) を参照してください。

センサーとポーリングレート

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: HERO 25K / 最大 25,600 DPI / 400+ IPS / 40G 加速度 / 1000Hz (1ms) ※公式仕様上限
  • Viper V3 Pro: Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2 / 最大 35,000 DPI / 750 IPS / 70G 加速度 / HyperPolling Wireless Dongle 同梱で最大 8000Hz

最大 DPI・最大 IPS・最大加速度のいずれも公称値は Viper V3 Pro が上ですが、競技 FPS の実用 DPI 域(400〜3,200)では両モデルとも追従性能・精度に有意な差は出ません。実用域で 750 IPS / 70G を要求する場面はほぼなく、センサーの公称上限値が体感に効くケースは限定的です。

ポーリングレートは、G502 X PLUS LIGHTSPEED が 1000Hz 固定(8000Hz への拡張なし)Viper V3 Pro は箱内に HyperPolling Wireless Dongle が標準同梱されており、追加投資なしで最大 8000Hz が利用可能という関係です。同じ Razer の DeathAdder V3 Pro が HyperPolling Dongle を別売としているのに対し、Viper V3 Pro は同梱としている点で、競技 FPS フラッグシップとしての立ち位置が明確に分かれています。

8000Hz の体感差は ①ゲーム側が高ポーリングを正しく処理する設計、② CPU 余力、③ 240Hz 以上のディスプレイ、の 3 点が同時に揃って初めて 発生します。240Hz 以上モニター + CS2 / VALORANT / Overwatch 2 などの軽量タイトル + CPU 余力のある PC で競技 FPS を遊ぶなら、追加投資なしで 8000Hz を使える Viper V3 Pro が大きく有利です。逆に 144Hz モニター中心 / 重量級 AAA タイトル中心 / 一般的なオフィス兼用 では、両モデルの 1000Hz でも実用上の不足はありません。

ポーリングレートの基礎は ポーリングレート(用語集) を参照してください。

ボタン構成と RGB

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: メインクリック ×2 + ホイールクリック + ホイール左右チルト + DPI シフト + DPI 切替 ×2 + 親指サイド ×2 + トランク(親指上) + プロファイル切替 など 合計 13 のプログラム可能ボタン。LIGHTSYNC RGB(8-LED アレイ / 約 1,680 万色)。
  • Viper V3 Pro: メインクリック ×2 + 親指サイド ×2 + 反対側サイド ×2(左右対称シェルの両側) + ホイールクリック の 合計 6 ボタン。RGB なし。

『13 ボタン × LIGHTSYNC RGB』のフルフィーチャーが必要なのは、MMO/MOBA で多数のスキルをマウス側に割りたいプレイヤーDTM / 動画編集 / 3DCG でショートカットをマウス側に集約したいクリエイティブ用途エクセル系作業をマウスで完結させたいビジネス兼用卓上の RGB 演出を統一したい LIGHTSYNC エコシステム ユーザー です。

逆に、競技 FPS では誤爆の原因になりやすい多ボタンを忌避する傾向 が強く、必要十分な 6 ボタン構成で左右対称シェルを優先する Viper V3 Pro が好まれます。RGB を本体から外すことで、消費電力と内部スペースを軽量化と電池寿命に振り分けた設計判断です。

スイッチとバッテリー

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: LIGHTFORCE ハイブリッド スイッチ(光学速度 + メカニカル フィール)/ 最大 130 時間(LIGHTSYNC RGB オフ時 / 1000Hz)/ RGB 常時点灯時 約 37 時間 / POWERPLAY ワイヤレス充電マット対応
  • Viper V3 Pro: Razer Optical Mouse Switches Gen-3 / 最大 95 時間(1000Hz)/ POWERPLAY 非互換

スイッチはどちらも光学方式の応答速度を取り入れた構造で、原理的にチャタリングの発生メカニズムが従来のメカニカル スイッチより少なく、長期使用での入力安定性で選ぶならどちらも安心して選べる水準です。押下感のキャラクタ(LIGHTFORCE のカチッとしたメカニカル寄りフィール vs Razer 光学 Gen-3 の素直で短いストローク)の好みで選ぶことになります。

バッテリーは、RGB をオフにする運用なら G502 X PLUS LIGHTSPEED が長く(130h vs 95h)RGB を常時点灯する場合は逆転して Viper V3 Pro の方が長くなる(95h vs G502 X PLUS LIGHTSPEED の約 37h)という関係です。さらに、Logicool の POWERPLAY ワイヤレス充電マットは G502 X PLUS LIGHTSPEED に対応していますが、Razer Viper V3 Pro は POWERPLAY 互換ではないため、『マットに乗せて常時給電』運用ができるのは G502 X PLUS LIGHTSPEED 側だけです。Razer 側で常時給電に近い運用をしたい場合は、別途充電スタンドや USB-C 直挿し運用が選択肢になります。

なお、Viper V3 Pro を HyperPolling Wireless Dongle で 8000Hz 運用する場合は公式 95 時間より大幅に短くなる点には注意が必要です。常用 1000Hz、大会前後だけ 8000Hz、という運用が現実的です。

ソフトウェアとエコシステム

両モデルとも、それぞれのブランドの公式ソフトウェアでプロファイル・DPI・ポーリングレート・ボタン割り当てを一元管理します。

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: Logicool G HUB。LIGHTSYNC RGB(本機のみ)、ゲーム別プロファイル、Logicool G の他デバイス(キーボード G PRO X TKL LIGHTSPEED / G915 X、ヘッドセット PRO X 2 LIGHTSPEED など)との LIGHTSYNC RGB 連携。
  • Viper V3 Pro: Razer Synapse。HyperPolling Wireless Dongle 接続時の 8000Hz 制御、ゲーム別プロファイル、Razer 製キーボード/ヘッドセットとの Razer Chroma ライティング統一(本機自体は RGB 非搭載のため Chroma の恩恵は薄め)。

Logicool 製品でデバイスを揃え、卓上の RGB 演出を統一したい場合は G502 X PLUS LIGHTSPEED、Razer 製品でデバイスを揃え、軽量・遅延・8000Hz・余計な機能なしで競技 FPS を優先したい場合は Viper V3 Pro、というエコシステム視点での選び分けが有効です。

仕様まとめ

項目G502 X PLUS LIGHTSPEEDRazer Viper V3 Pro
重量(公式)106g54g
形状右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)左右対称(フラット)
プログラム可能ボタン数136
センサーHERO 25KFocus Pro 35K Gen-2
最大 DPI25,60035,000
最大速度400+ IPS750 IPS
最大加速度40G70G
ポーリングレート1000Hz (1ms)HyperPolling Dongle 同梱で最大 8000Hz
スイッチLIGHTFORCE ハイブリッドRazer Optical Gen-3
RGB ライティングLIGHTSYNC RGB(8-LED)なし
バッテリー(1000Hz)最大 130 時間(RGB オフ)/ 約 37 時間(RGB 常時点灯)最大 95 時間
接続LIGHTSPEED ワイヤレス / USB-C 充電HyperSpeed Wireless / USB-C 充電
POWERPLAY ワイヤレス充電対応非互換
ソフトウェアLogicool G HUBRazer Synapse

こんな人にはどっち

  • 競技 FPS(CS2 / VALORANT / Overwatch 2 / Apex Legends)を最優先・50g 級の超軽量を取りたいRazer Viper V3 Pro
  • 箱から 8000Hz ポーリングを追加投資なしで使いたいRazer Viper V3 Pro(HyperPolling Wireless Dongle 同梱)
  • 左右対称シェイプが好み・左利き / 利き手を問わない汎用形状が必要Razer Viper V3 Pro
  • Viper / Viper V2 Pro を使っていた・違和感なく乗り換えたいRazer Viper V3 Pro
  • Razer 環境(Razer Huntsman / BlackWidow / BlackShark など)でデバイスを統一したいRazer Viper V3 Pro
  • MMO / MOBA を主軸に遊ぶ、または FPS と兼用したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • DTM / 動画編集 / 3DCG のショートカットをマウス側に集約したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • エクセル系作業をマウス側で完結させたい・在宅勤務とゲーミングを同じマウスで兼用したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • 右利きでパームグリップ中心・100g 級の自重で安定させたいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • LIGHTSYNC RGB で Logicool 製品の卓上ライティングを統一したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • POWERPLAY ワイヤレス充電マットで常時給電運用したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • RGB オフ前提で 100 時間超の長時間バッテリーが欲しいG502 X PLUS LIGHTSPEED(最大 130 時間)

各機種の詳細は Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED 製品ページRazer Viper V3 Pro 製品ページ を参照してください。軽量ワイヤレス全体のランキングは 軽量ワイヤレスゲーミングマウス おすすめランキング、選び方の全体像は FPS 向けゲーミングマウスの選び方ガイド、用語の基礎は マウスセンサー(用語集) / マウス形状(用語集) / マウススイッチ(用語集) / ポーリングレート(用語集) / eDPI と 360 度回転距離(用語集) をあわせてご覧ください。

同じ G502 X PLUS LIGHTSPEED を別の競合機と比較したい場合は Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と PRO X SUPERLIGHT 2、多機能フラッグシップ vs 超軽量競技ワイヤレスのロジクール同門対決Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer DeathAdder V3 Pro、右利きエルゴ ワイヤレスの多機能 vs 競技軽量 ブランド対決 を参照してください。Viper V3 Pro を別の競合機と比較したい場合は Razer Viper V3 Pro と Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2、軽量ワイヤレスマウス頂上対決Razer Viper V3 Pro と Razer DeathAdder V3 Pro、左右対称 vs 右利きエルゴの Razer 同門対決 もあわせてご覧ください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

FAQ

よくある質問

重量 106g と 54g の 52g 差は体感できますか?
明確に体感できる差です。G502 X PLUS LIGHTSPEED はメーカー公式 106g、Razer Viper V3 Pro はメーカー公式 54g で、差は 52g(Viper V3 Pro を基準にすると約 96% 重い、ほぼ 2 倍)あります。長時間の競技 FPS でマウスを大振りするセンシ設定(低 DPI + 低ゲーム内感度)では、60g 級と 100g 級のマイクロアジャスト(停止と微調整)の累積負荷は手首・指の疲労差として明確に出ます。一方、パームグリップ中心で MMO/MOBA のマクロ運用や DTM/動画編集のショートカット入力を主軸にする場合は、100g 級の自重がポインタの停止安定性に寄与し、手元のブレが小さくなるケースもあります。重量は『軽い=勝てる』の単純関係ではなく、用途と握り方の相性で判断する項目です。
G502 X PLUS LIGHTSPEED は右利きエルゴ、Viper V3 Pro は左右対称ですが、握り心地はどう違いますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は親指側にトランク(親指の上に置くボタン)+ DPI シフト + 追加 2 サイドボタンを集約した『多ボタン右利きエルゴ』で、サイドの大きなくぼみと右側の指置きで手のひら全体をしっかり包み込む大ぶりなシェルです。長時間のパームグリップで自重と凹凸が支えとして働きます。Razer Viper V3 Pro は Viper V2 Pro のシェイプを継承した『フラットな左右対称』で、サイドの凹凸を最小化し、つまみ持ち/つかみ持ちで指先を主軸に振るプレイスタイルに最適化されています。右利きでも左利きでも違和感なく握れる対称形状です。『多機能を全部マウスに集約したい右利きパーマー』なら G502 X PLUS LIGHTSPEED、『指先で素早く振り回したい競技 FPS 志向 / 左利き / 利き手を問わない汎用形状』なら Viper V3 Pro という形になります。
ボタン数 13 と 6 の差はどんな人に効きますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は公式仕様で『プログラム可能なボタン数 13』、Razer Viper V3 Pro は左右各メインクリック + 親指サイド 2 + 反対側 サイド 2(左右対称シェルの両側にそれぞれ 2 ボタン)+ ホイールクリックの 6 ボタン構成です。MMO/MOBA でショートカットをマウス側に多数割り当てたい、DTM/動画編集/3DCG でショートカットレイヤーをマウスに集約したい、エクセル系の作業をマウスで完結させたい、これらの用途では 13 ボタン構成の G502 X PLUS LIGHTSPEED が圧倒的に有利です。一方、競技 FPS では押し間違いの原因になりやすい多ボタンを忌避する傾向があり、必要十分な 6 ボタン構成で左右対称シェルを優先する Viper V3 Pro が好まれます。Viper V3 Pro は左右両側にサイドボタンを持つため、右利きでも左利きでも同じ操作系を実現できる点も特徴です。『FPS を最優先で割り切るか / マルチ用途で兼用するか』が一次の判断軸になります。
ポーリングレートは Viper V3 Pro が 8000Hz、G502 X PLUS LIGHTSPEED が 1000Hz で固定ですか?
はい、その通りです。G502 X PLUS LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で 1000Hz (1ms) が上限で、8000Hz への拡張オプションは公式に提供されていません。Razer Viper V3 Pro は箱内に HyperPolling Wireless Dongle が標準同梱されており、追加投資なしで最大 8000Hz ポーリングが公式に利用可能です。240Hz 以上モニター + CPU 余力 + 軽量タイトル(CS2 / VALORANT / Overwatch 2 など)で競技 FPS を遊ぶ環境で 8000Hz 運用を最初から確実にやりたいなら、別売 Dongle 不要で 8000Hz が箱から使える Viper V3 Pro が大きく有利です。逆に 144Hz モニター中心 / 重量級 AAA タイトル中心 / 一般的なオフィス兼用 では、両モデルの 1000Hz でも実用上の不足はありません。
DPI 25,600 と 35,000 の差は何に効きますか?
公式仕様の最大 DPI は G502 X PLUS LIGHTSPEED が 25,600、Viper V3 Pro が 35,000 です。ただし、競技 FPS の実用 DPI 域は 400〜3,200 に集中し、両モデルともこの帯域では追従性能・精度に有意な差は出ない水準のセンサーです。最大 DPI の高さは『4K / ウルトラワイドモニターで高 DPI を実 DPI 設定として使う一部のクリエイティブ用途』や『高 DPI + 低センシで大振りする独自スタイル』で意味が出る指標で、ゲーミング用途の優劣を決める数値ではありません。
センサー HERO 25K と Focus Pro 35K Gen-2 の差は実用上ありますか?
両モデルとも各社の現行フラッグシップ世代の光学センサーで、400〜3,200 DPI の実用域では追従性能・精度・ジッターのいずれにおいても有意な差は出ない水準です。Razer Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2 は公式仕様で『最大 750 IPS / 最大 70G 加速度』、Logicool HERO 25K は公式仕様で『最大 400+ IPS / 最大 40G 加速度』と表記されており、絶対値では Focus Pro 35K Gen-2 のスペック上限が高いものの、実プレイで 400 IPS を超える速度でマウスを振る場面はほぼなく、最大 IPS/G 値の差を体感する機会は通常想定されません。センサー型番より、形状・重量・ボタン数・ポーリングレートの方が体感に直結する選定軸です。
スイッチ方式は両モデルでどう違いますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は Logicool G の『LIGHTFORCE ハイブリッド スイッチ』を採用しており、メカニカルのフィードバックと光学スイッチの作動速度を両立した混合方式です。Razer Viper V3 Pro は『Razer Optical Mouse Switches Gen-3』を採用し、光遮断方式でチャタリングの発生メカニズムが原理的に存在しない設計です。両者とも光学方式の応答速度を取り入れた構造で、長期使用での入力安定性で選ぶならどちらも安心して選べる水準です。押下感のキャラクタ(LIGHTFORCE のカチッとしたメカニカル寄りフィール vs Razer 光学 Gen-3 の素直で短いストローク)の好みで選ぶことになります。
RGB ライティングは両モデルにありますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は LIGHTSYNC RGB ライティング搭載で、公式説明では『8-LED アレイによる約 1,680 万色のフルスペクトラム ライティング』と明記されています。Logicool G HUB から好きなパターンを設定できます。Razer Viper V3 Pro は競技用途に振り切った設計で、本体への RGB ライティングは非搭載です。ライティング演出を含めて卓上の世界観を統一したいなら G502 X PLUS LIGHTSPEED、ライティングは不要・消費電力と内部スペースを軽量化に振りたいなら Viper V3 Pro が合理的な選択になります。
バッテリー駆動時間はどちらが長いですか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は公式仕様で最大 130 時間(LIGHTSYNC RGB オフ時 / 1000Hz)、LIGHTSYNC RGB を常時点灯した場合は約 37 時間と公式に明記されています。Razer Viper V3 Pro は公式仕様で最大 95 時間(1000Hz)です。RGB をオフにした 1000Hz 運用なら G502 X PLUS LIGHTSPEED が長く(130h vs 95h)、RGB を常時点灯すると逆転して Viper V3 Pro の方が長くなります(95h vs 37h)。なお、Viper V3 Pro を HyperPolling Wireless Dongle で 8000Hz 運用する場合は公式 95 時間より大幅に短くなる点に注意してください。Logicool 側は POWERPLAY ワイヤレス充電マット併用で『プレイ中も給電』運用が可能ですが、Viper V3 Pro 単体は POWERPLAY 互換ではないため、ワイヤレス充電マットによる常時給電が必要なら G502 X PLUS LIGHTSPEED 側が有利です。
ソフトウェアとエコシステムはどう違いますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は Logicool G HUB でプロファイル・DPI・ポーリングレート・LIGHTSYNC RGB・ボタン割り当てを管理します。Logicool G の他デバイス(キーボード G PRO X TKL LIGHTSPEED / G915 X、ヘッドセット PRO X 2 LIGHTSPEED / G PRO X など)と組み合わせた LIGHTSYNC RGB 連携が強みです。Razer Viper V3 Pro は Razer Synapse でプロファイル・DPI・ポーリングレート・HyperPolling 8000Hz 制御を管理し、Razer 製キーボード/ヘッドセットとの Razer Chroma ライティング統一が強みです(ただし本機自体は RGB 非搭載のため Chroma の恩恵は薄め)。Logicool 環境で揃えたいなら G502 X PLUS LIGHTSPEED、Razer 環境で揃えたいなら Viper V3 Pro という、エコシステム視点での選び分けが有効です。