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スペック比較表
数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。
| 項目 | AG502 X PLUS LIGHTSPEED | BViper V3 Pro |
|---|---|---|
| 重量 | 106 g 出典: logitechg.com | 54 g 出典: razer.com |
| 接続方式 | ワイヤレス(2.4GHz) 出典: logitechg.com | ワイヤレス(2.4GHz) 出典: razer.com |
| センサー | HERO 25K 出典: logitechg.com | Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2 出典: razer.com |
| 最大DPI | 25600 dpi 出典: logitechg.com | 35000 dpi 出典: razer.com |
| ポーリングレート | 1000 Hz 出典: logitechg.com | 8000 Hz 出典: razer.com |
| ボタン数 | 13 出典: logitechg.com | 6 出典: razer.com |
| メインスイッチ | 光学 出典: logitechg.com | 光学 出典: razer.com |
| 形状 | 右利き(エルゴノミック) 出典: logitechg.com | 左右対称 出典: razer.com |
| バッテリー駆動時間 | 130 時間 出典: logitechg.com | 95 時間 出典: razer.com |
| RGBライティング | 対応 出典: logitechg.com | 非対応 出典: razer.com |
編集部の解説
結論を急ぐ人へ
- 競技 FPS を最優先・54g 級の超軽量・左右対称・箱から 8000Hz が使えるで選ぶなら → Razer Viper V3 Pro(公式 54g / Focus Pro 35K Gen-2 / HyperPolling Wireless Dongle 同梱で最大 8000Hz)
- MMO/MOBA も兼用・13 ボタン・LIGHTSYNC RGB・100g 級の安定感・最大 130 時間バッテリー・POWERPLAY 給電で選ぶなら → Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED(公式 106g / HERO 25K / 1000Hz)
- 同じワイヤレスフラッグシップだが、設計思想は『多機能 右利きエルゴ 全部入り』vs『ミニマル 左右対称 競技特化 8000Hz 標準』 で真逆。差は 重量・形状(右利きエルゴ vs 左右対称)・ボタン数・RGB・ポーリングレート・バッテリー条件 の 6 軸に集約される。
ワイヤレスフラッグシップの両極端
G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer Viper V3 Pro は、どちらも各社のワイヤレス フラッグシップですが、Logicool と Razer がそれぞれ自社のラインで設計目標を真逆に振り分けた結果、形状・重量・機能・ポーリングレートが対照的に位置する形になっています。
- G502 X PLUS LIGHTSPEED: 106g / 右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)/ HERO 25K / 1000Hz / 13 ボタン / LIGHTSYNC RGB / 最大 130 時間(RGB オフ時)/ POWERPLAY 対応
- Razer Viper V3 Pro: 54g / 左右対称(フラット)/ Focus Pro 35K Gen-2 / 最大 8000Hz(HyperPolling Dongle 同梱)/ 6 ボタン / RGB なし / 最大 95 時間 / POWERPLAY 非互換
G502 系は『多機能 + LIGHTSYNC RGB + ロングバッテリーで MMO / MOBA / 作業まで兼用する全部入り 右利きエルゴ ワイヤレス』、Viper V3 Pro は『競技 FPS のために重量・遅延・余計な機能を徹底的に削ぎ落とし、8000Hz ポーリングまで標準同梱した、左右対称 ワイヤレス』という、両社の真逆の頂点です。
なお、本記事で参照する数値はすべて Logicool 公式仕様(米国公式ページ + 日本公式ページ + Logicool ジャパン公式プレスリリース)と Razer 公式ページ、および本サイトの製品 DB に登録された値で、当サイト独自の実機計測値ではありません。
重量と形状の差
| 項目 | G502 X PLUS LIGHTSPEED | Razer Viper V3 Pro |
|---|---|---|
| 重量(公式) | 106g | 54g |
| 形状 | 右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり) | 左右対称(フラット) |
| プログラム可能ボタン数 | 13 | 6 |
| RGB ライティング | LIGHTSYNC RGB(8-LED) | なし |
52g の差は数字としても体感としても明確で、超軽量左右対称(50g 級)と多機能右利きエルゴ(100g 級)という別カテゴリの製品です。設計の方向性は次のように対照的です。
- G502 X PLUS LIGHTSPEED: 親指側にトランク(親指の上に置くボタン)+ DPI シフト + 追加 2 サイドボタンを集約し、サイドのくぼみと右側の指置きで手のひら全体を包み込む大ぶりなシェル。長時間のパームグリップ運用で自重が安定性に変わる重量配分。
- Viper V3 Pro: Viper V2 Pro のシェイプを継承した左右対称のフラットなシェル。サイドの凹凸を最小化し、つまみ持ち/つかみ持ちで指先を主軸に振るプレイスタイルに最適化。左右両側にそれぞれ 2 つのサイドボタンを持ち、利き手を問わず使える対称構造。
『右利きで長時間パームグリップ・MMO/MOBA も兼ねる』なら G502 X PLUS LIGHTSPEED、『指先で素早く振りたい・競技 FPS に振り切りたい・左右対称シェイプが好み』なら Viper V3 Pro、という選び分けが基本になります。
形状の基礎は マウス形状(用語集) を参照してください。
センサーとポーリングレート
- G502 X PLUS LIGHTSPEED: HERO 25K / 最大 25,600 DPI / 400+ IPS / 40G 加速度 / 1000Hz (1ms) ※公式仕様上限
- Viper V3 Pro: Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2 / 最大 35,000 DPI / 750 IPS / 70G 加速度 / HyperPolling Wireless Dongle 同梱で最大 8000Hz
最大 DPI・最大 IPS・最大加速度のいずれも公称値は Viper V3 Pro が上ですが、競技 FPS の実用 DPI 域(400〜3,200)では両モデルとも追従性能・精度に有意な差は出ません。実用域で 750 IPS / 70G を要求する場面はほぼなく、センサーの公称上限値が体感に効くケースは限定的です。
ポーリングレートは、G502 X PLUS LIGHTSPEED が 1000Hz 固定(8000Hz への拡張なし)、Viper V3 Pro は箱内に HyperPolling Wireless Dongle が標準同梱されており、追加投資なしで最大 8000Hz が利用可能という関係です。同じ Razer の DeathAdder V3 Pro が HyperPolling Dongle を別売としているのに対し、Viper V3 Pro は同梱としている点で、競技 FPS フラッグシップとしての立ち位置が明確に分かれています。
8000Hz の体感差は ①ゲーム側が高ポーリングを正しく処理する設計、② CPU 余力、③ 240Hz 以上のディスプレイ、の 3 点が同時に揃って初めて 発生します。240Hz 以上モニター + CS2 / VALORANT / Overwatch 2 などの軽量タイトル + CPU 余力のある PC で競技 FPS を遊ぶなら、追加投資なしで 8000Hz を使える Viper V3 Pro が大きく有利です。逆に 144Hz モニター中心 / 重量級 AAA タイトル中心 / 一般的なオフィス兼用 では、両モデルの 1000Hz でも実用上の不足はありません。
ポーリングレートの基礎は ポーリングレート(用語集) を参照してください。
ボタン構成と RGB
- G502 X PLUS LIGHTSPEED: メインクリック ×2 + ホイールクリック + ホイール左右チルト + DPI シフト + DPI 切替 ×2 + 親指サイド ×2 + トランク(親指上) + プロファイル切替 など 合計 13 のプログラム可能ボタン。LIGHTSYNC RGB(8-LED アレイ / 約 1,680 万色)。
- Viper V3 Pro: メインクリック ×2 + 親指サイド ×2 + 反対側サイド ×2(左右対称シェルの両側) + ホイールクリック の 合計 6 ボタン。RGB なし。
『13 ボタン × LIGHTSYNC RGB』のフルフィーチャーが必要なのは、MMO/MOBA で多数のスキルをマウス側に割りたいプレイヤー、DTM / 動画編集 / 3DCG でショートカットをマウス側に集約したいクリエイティブ用途、エクセル系作業をマウスで完結させたいビジネス兼用、卓上の RGB 演出を統一したい LIGHTSYNC エコシステム ユーザー です。
逆に、競技 FPS では誤爆の原因になりやすい多ボタンを忌避する傾向 が強く、必要十分な 6 ボタン構成で左右対称シェルを優先する Viper V3 Pro が好まれます。RGB を本体から外すことで、消費電力と内部スペースを軽量化と電池寿命に振り分けた設計判断です。
スイッチとバッテリー
- G502 X PLUS LIGHTSPEED: LIGHTFORCE ハイブリッド スイッチ(光学速度 + メカニカル フィール)/ 最大 130 時間(LIGHTSYNC RGB オフ時 / 1000Hz)/ RGB 常時点灯時 約 37 時間 / POWERPLAY ワイヤレス充電マット対応
- Viper V3 Pro: Razer Optical Mouse Switches Gen-3 / 最大 95 時間(1000Hz)/ POWERPLAY 非互換
スイッチはどちらも光学方式の応答速度を取り入れた構造で、原理的にチャタリングの発生メカニズムが従来のメカニカル スイッチより少なく、長期使用での入力安定性で選ぶならどちらも安心して選べる水準です。押下感のキャラクタ(LIGHTFORCE のカチッとしたメカニカル寄りフィール vs Razer 光学 Gen-3 の素直で短いストローク)の好みで選ぶことになります。
バッテリーは、RGB をオフにする運用なら G502 X PLUS LIGHTSPEED が長く(130h vs 95h)、RGB を常時点灯する場合は逆転して Viper V3 Pro の方が長くなる(95h vs G502 X PLUS LIGHTSPEED の約 37h)という関係です。さらに、Logicool の POWERPLAY ワイヤレス充電マットは G502 X PLUS LIGHTSPEED に対応していますが、Razer Viper V3 Pro は POWERPLAY 互換ではないため、『マットに乗せて常時給電』運用ができるのは G502 X PLUS LIGHTSPEED 側だけです。Razer 側で常時給電に近い運用をしたい場合は、別途充電スタンドや USB-C 直挿し運用が選択肢になります。
なお、Viper V3 Pro を HyperPolling Wireless Dongle で 8000Hz 運用する場合は公式 95 時間より大幅に短くなる点には注意が必要です。常用 1000Hz、大会前後だけ 8000Hz、という運用が現実的です。
ソフトウェアとエコシステム
両モデルとも、それぞれのブランドの公式ソフトウェアでプロファイル・DPI・ポーリングレート・ボタン割り当てを一元管理します。
- G502 X PLUS LIGHTSPEED: Logicool G HUB。LIGHTSYNC RGB(本機のみ)、ゲーム別プロファイル、Logicool G の他デバイス(キーボード G PRO X TKL LIGHTSPEED / G915 X、ヘッドセット PRO X 2 LIGHTSPEED など)との LIGHTSYNC RGB 連携。
- Viper V3 Pro: Razer Synapse。HyperPolling Wireless Dongle 接続時の 8000Hz 制御、ゲーム別プロファイル、Razer 製キーボード/ヘッドセットとの Razer Chroma ライティング統一(本機自体は RGB 非搭載のため Chroma の恩恵は薄め)。
Logicool 製品でデバイスを揃え、卓上の RGB 演出を統一したい場合は G502 X PLUS LIGHTSPEED、Razer 製品でデバイスを揃え、軽量・遅延・8000Hz・余計な機能なしで競技 FPS を優先したい場合は Viper V3 Pro、というエコシステム視点での選び分けが有効です。
仕様まとめ
| 項目 | G502 X PLUS LIGHTSPEED | Razer Viper V3 Pro |
|---|---|---|
| 重量(公式) | 106g | 54g |
| 形状 | 右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり) | 左右対称(フラット) |
| プログラム可能ボタン数 | 13 | 6 |
| センサー | HERO 25K | Focus Pro 35K Gen-2 |
| 最大 DPI | 25,600 | 35,000 |
| 最大速度 | 400+ IPS | 750 IPS |
| 最大加速度 | 40G | 70G |
| ポーリングレート | 1000Hz (1ms) | HyperPolling Dongle 同梱で最大 8000Hz |
| スイッチ | LIGHTFORCE ハイブリッド | Razer Optical Gen-3 |
| RGB ライティング | LIGHTSYNC RGB(8-LED) | なし |
| バッテリー(1000Hz) | 最大 130 時間(RGB オフ)/ 約 37 時間(RGB 常時点灯) | 最大 95 時間 |
| 接続 | LIGHTSPEED ワイヤレス / USB-C 充電 | HyperSpeed Wireless / USB-C 充電 |
| POWERPLAY ワイヤレス充電 | 対応 | 非互換 |
| ソフトウェア | Logicool G HUB | Razer Synapse |
こんな人にはどっち
- 競技 FPS(CS2 / VALORANT / Overwatch 2 / Apex Legends)を最優先・50g 級の超軽量を取りたい → Razer Viper V3 Pro
- 箱から 8000Hz ポーリングを追加投資なしで使いたい → Razer Viper V3 Pro(HyperPolling Wireless Dongle 同梱)
- 左右対称シェイプが好み・左利き / 利き手を問わない汎用形状が必要 → Razer Viper V3 Pro
- Viper / Viper V2 Pro を使っていた・違和感なく乗り換えたい → Razer Viper V3 Pro
- Razer 環境(Razer Huntsman / BlackWidow / BlackShark など)でデバイスを統一したい → Razer Viper V3 Pro
- MMO / MOBA を主軸に遊ぶ、または FPS と兼用したい → G502 X PLUS LIGHTSPEED
- DTM / 動画編集 / 3DCG のショートカットをマウス側に集約したい → G502 X PLUS LIGHTSPEED
- エクセル系作業をマウス側で完結させたい・在宅勤務とゲーミングを同じマウスで兼用したい → G502 X PLUS LIGHTSPEED
- 右利きでパームグリップ中心・100g 級の自重で安定させたい → G502 X PLUS LIGHTSPEED
- LIGHTSYNC RGB で Logicool 製品の卓上ライティングを統一したい → G502 X PLUS LIGHTSPEED
- POWERPLAY ワイヤレス充電マットで常時給電運用したい → G502 X PLUS LIGHTSPEED
- RGB オフ前提で 100 時間超の長時間バッテリーが欲しい → G502 X PLUS LIGHTSPEED(最大 130 時間)
各機種の詳細は Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED 製品ページ と Razer Viper V3 Pro 製品ページ を参照してください。軽量ワイヤレス全体のランキングは 軽量ワイヤレスゲーミングマウス おすすめランキング、選び方の全体像は FPS 向けゲーミングマウスの選び方ガイド、用語の基礎は マウスセンサー(用語集) / マウス形状(用語集) / マウススイッチ(用語集) / ポーリングレート(用語集) / eDPI と 360 度回転距離(用語集) をあわせてご覧ください。
同じ G502 X PLUS LIGHTSPEED を別の競合機と比較したい場合は Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と PRO X SUPERLIGHT 2、多機能フラッグシップ vs 超軽量競技ワイヤレスのロジクール同門対決 や Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer DeathAdder V3 Pro、右利きエルゴ ワイヤレスの多機能 vs 競技軽量 ブランド対決 を参照してください。Viper V3 Pro を別の競合機と比較したい場合は Razer Viper V3 Pro と Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2、軽量ワイヤレスマウス頂上対決 や Razer Viper V3 Pro と Razer DeathAdder V3 Pro、左右対称 vs 右利きエルゴの Razer 同門対決 もあわせてご覧ください。
参照元(メーカー公式仕様など)
比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。
- 出典: Logicool G G502 X PLUS Wireless RGB Gaming Mouse 公式ページ
- 出典: Logicool G G502 X Plus 日本公式 製品ページ
- 出典: ロジクール 公式プレスリリース「G502 X」3 製品 発売(重量・DPI・ポーリングレート・ボタン数・センサー・スイッチ・バッテリー の数値根拠)
- 出典: Razer Viper V3 Pro 公式ページ(重量・センサー・DPI・IPS・加速度・ポーリングレート・バッテリー の数値根拠)
- 出典: Razer HyperPolling Wireless Dongle 公式ページ(Viper V3 Pro 8000Hz 同梱の根拠)