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Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer DeathAdder V3 Pro、右利きエルゴ ワイヤレスの多機能 vs 競技軽量 ブランド対決

Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED(106g・HERO 25K・13 ボタン・LIGHTSYNC RGB・最大 130 時間)と Razer DeathAdder V3 Pro(63g・Focus Pro 30K・5 ボタン・RGB なし・最大 90 時間)の右利きエルゴ ワイヤレス フラッグシップ 2 機種を、メーカー公式仕様の重量・センサー・ポーリングレート・ボタン構成・スイッチ・バッテリーから比較し、用途別にどちらを選ぶべきかを整理する。

VERSUS

本ページで比較する2機種

比較項目
10項目(差分 6)
最終更新
SPECIFICATIONS

スペック比較表

数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。

項目 AG502 X PLUS LIGHTSPEED BDeathAdder V3 Pro
重量
106 g
出典: logitechg.com
63 g
出典: razer.com
接続方式
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: logitechg.com
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: razer.com
センサー
HERO 25K
出典: logitechg.com
Focus Pro 30K Optical Sensor
出典: razer.com
最大DPI
25600 dpi
出典: logitechg.com
30000 dpi
出典: razer.com
ポーリングレート
1000 Hz
出典: logitechg.com
1000 Hz
出典: razer.com
ボタン数
13
出典: logitechg.com
5
出典: razer.com
メインスイッチ
光学
出典: logitechg.com
光学
出典: razer.com
形状
右利き(エルゴノミック)
出典: logitechg.com
右利き(エルゴノミック)
出典: razer.com
バッテリー駆動時間
130 時間
出典: logitechg.com
90 時間
出典: razer.com
RGBライティング
対応
出典: logitechg.com
非対応
出典: razer.com
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • 競技 FPS を最優先・60g 級の超軽量・素直な右利きエルゴ・8000Hz への拡張も視野で選ぶなら → Razer DeathAdder V3 Pro(公式 63g / Focus Pro 30K / 標準 1000Hz / 別売 HyperPolling Dongle で最大 8000Hz)
  • MMO/MOBA も兼用・13 ボタン・LIGHTSYNC RGB・100g 級の安定感・最大 130 時間バッテリー・POWERPLAY 給電で選ぶなら → Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED(公式 106g / HERO 25K / 1000Hz)
  • どちらも右利きエルゴ ワイヤレス フラッグシップだが、設計思想は『多機能エルゴ 全部入り』vs『ミニマル エルゴ 競技特化』 で真逆。差は 重量・ボタン数・RGB・バッテリー条件・ポーリング拡張余地 の 5 軸に集約される。

右利きエルゴ ワイヤレスの両極端

G502 X PLUS LIGHTSPEED と Razer DeathAdder V3 Pro は、どちらも右利きエルゴノミック形状のワイヤレス フラッグシップですが、Logicool と Razer がそれぞれ自社の右利きエルゴ ラインで設計目標を真逆に振り分けた結果、機能と重量が対照的に位置する形になっています。

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: 106g / HERO 25K / 1000Hz / 13 ボタン / 右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)/ LIGHTSYNC RGB / 最大 130 時間(RGB オフ時)/ POWERPLAY 対応
  • Razer DeathAdder V3 Pro: 63g / Focus Pro 30K / 標準 1000Hz(別売 HyperPolling Dongle で最大 8000Hz)/ 5 ボタン / 右利きエルゴ(ミニマル)/ RGB なし / 最大 90 時間 / POWERPLAY 非互換

G502 系は『多機能 + LIGHTSYNC RGB + ロングバッテリーで MMO / MOBA / 作業まで兼用する全部入り エルゴ ワイヤレス』、DeathAdder V3 Pro は『競技 FPS のために重量・遅延・余計な機能を徹底的に削ぎ落とした、素直な右利きエルゴ ワイヤレス』という、両社の同じ「右利きエルゴ」カテゴリ内での全く別の頂点です。

なお、本記事で参照する数値はすべて Logicool 公式仕様(米国公式ページ + 日本公式ページ + Logicool ジャパン公式プレスリリース)と Razer 公式ページ、および本サイトの製品 DB に登録された値で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

重量と形状の差

項目G502 X PLUS LIGHTSPEEDDeathAdder V3 Pro
重量(公式)106g63g
形状右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)右利きエルゴ(ミニマル)
プログラム可能ボタン数135
RGB ライティングLIGHTSYNC RGB(8-LED)なし

43g の差は数字としても体感としても明確で、軽量ワイヤレス(60g 級)と多機能ワイヤレス(100g 級)という別カテゴリの製品です。両モデルとも『右利きエルゴ』分類ですが、設計の方向性は次のように対照的です。

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: 親指側にトランク(親指の上に置くボタン)+ DPI シフト + 追加 2 サイドボタンを集約し、サイドのくぼみと右側の指置きで手のひら全体を包み込む大ぶりなシェル。長時間のパームグリップ運用で自重が安定性に変わる重量配分。
  • DeathAdder V3 Pro: DeathAdder シリーズ伝統の左右に緩やかに傾斜したミニマルな右利きエルゴ。親指側 2 ボタンのみで余計な凹凸を排し、パームグリップ/クロウグリップどちらでも素直に握れる薄めの設計。

『右利きで長時間パームグリップ・MMO/MOBA も兼ねる』なら G502 X PLUS LIGHTSPEED、『DeathAdder の素直な握り心地で 1g でも軽くしたい・競技 FPS に振り切りたい』なら DeathAdder V3 Pro、という選び分けが基本になります。

形状の基礎は マウス形状(用語集) を参照してください。

センサーとポーリングレート

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: HERO 25K / 最大 25,600 DPI / 400+ IPS / 40G 加速度 / 1000Hz (1ms) ※公式仕様上限
  • DeathAdder V3 Pro: Focus Pro 30K / 最大 30,000 DPI / 750 IPS / 70G 加速度 / 標準 1000Hz、別売 HyperPolling Wireless Dongle で最大 8000Hz

最大 DPI・最大 IPS・最大加速度のいずれも公称値は DeathAdder V3 Pro が上ですが、競技 FPS の実用 DPI 域(400〜3,200)では両モデルとも追従性能・精度に有意な差は出ません。実用域で 750 IPS / 70G を要求する場面はほぼなく、センサーの公称上限値が体感に効くケースは限定的です。

ポーリングレートは、G502 X PLUS LIGHTSPEED が 1000Hz 固定(8000Hz への拡張なし)DeathAdder V3 Pro は標準 1000Hz だが別売 HyperPolling Wireless Dongle で 8000Hz まで公式拡張可能という関係です。8000Hz の体感差は ①ゲーム側が高ポーリングを正しく処理する設計、② CPU 余力、③ 240Hz 以上のディスプレイ、の 3 点が同時に揃って初めて 発生します。240Hz 以上モニター + CS2 / VALORANT / Overwatch 2 などの軽量タイトル + CPU 余力のある PC で競技 FPS を遊ぶなら、DeathAdder V3 Pro + HyperPolling Dongle の組み合わせで 8000Hz 運用に拡張する余地が残されている点が、G502 X PLUS LIGHTSPEED にはない強みです。

逆に 144Hz モニター中心 / 重量級 AAA タイトル中心 / 一般的なオフィス兼用 では、両モデルの標準 1000Hz でも実用上の不足はありません。

ポーリングレートの基礎は ポーリングレート(用語集) を参照してください。

ボタン構成と RGB

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: メインクリック ×2 + ホイールクリック + ホイール左右チルト + DPI シフト + DPI 切替 ×2 + 親指サイド ×2 + トランク(親指上) + プロファイル切替 など 合計 13 のプログラム可能ボタン。LIGHTSYNC RGB(8-LED アレイ / 約 1,680 万色)。
  • DeathAdder V3 Pro: メインクリック ×2 + 親指サイド ×2 + ホイールクリック の 合計 5 ボタン。RGB なし。

『13 ボタン × LIGHTSYNC RGB』のフルフィーチャーが必要なのは、MMO/MOBA で多数のスキルをマウス側に割りたいプレイヤーDTM / 動画編集 / 3DCG でショートカットをマウス側に集約したいクリエイティブ用途エクセル系作業をマウスで完結させたいビジネス兼用卓上の RGB 演出を統一したい LIGHTSYNC エコシステム ユーザー です。

逆に、競技 FPS では誤爆の原因になりやすい多ボタンを忌避する傾向 が強く、必要十分な 5 ボタン構成でフラットなシェルを優先する DeathAdder V3 Pro が好まれます。RGB を本体から外すことで、消費電力と内部スペースを軽量化と電池寿命に振り分けた設計判断です。

スイッチとバッテリー

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: LIGHTFORCE ハイブリッド スイッチ(光学速度 + メカニカル フィール)/ 最大 130 時間(LIGHTSYNC RGB オフ時 / 1000Hz)/ RGB 常時点灯時 約 37 時間 / POWERPLAY ワイヤレス充電マット対応
  • DeathAdder V3 Pro: Razer Optical Mouse Switches Gen-3(公式 90 million clicks 寿命)/ 最大 90 時間(1000Hz)/ POWERPLAY 非互換

スイッチはどちらも光学方式の応答速度を取り入れた構造で、原理的にチャタリングの発生メカニズムが従来のメカニカル スイッチより少なく、長期使用での入力安定性で選ぶならどちらも安心して選べる水準です。押下感のキャラクタ(LIGHTFORCE のカチッとしたメカニカル寄りフィール vs Razer 光学 Gen-3 の素直で短いストローク)の好みで選ぶことになります。

バッテリーは、RGB をオフにする運用なら G502 X PLUS LIGHTSPEED が長く(130h vs 90h)RGB を常時点灯する場合は逆転して DeathAdder V3 Pro の方が長くなる(90h vs G502 X PLUS LIGHTSPEED の約 37h)という関係です。さらに、Logicool の POWERPLAY ワイヤレス充電マットは G502 X PLUS LIGHTSPEED に対応していますが、Razer DeathAdder V3 Pro は POWERPLAY 互換ではないため、『マットに乗せて常時給電』運用ができるのは G502 X PLUS LIGHTSPEED 側だけです。Razer 側で常時給電に近い運用をしたい場合は、別途充電スタンドや USB-C 直挿し運用が選択肢になります。

なお、DeathAdder V3 Pro を HyperPolling Wireless Dongle で 8000Hz 運用する場合は公式 90 時間より大幅に短くなる点には注意が必要です。

ソフトウェアとエコシステム

両モデルとも、それぞれのブランドの公式ソフトウェアでプロファイル・DPI・ポーリングレート・ボタン割り当てを一元管理します。

  • G502 X PLUS LIGHTSPEED: Logicool G HUB。LIGHTSYNC RGB(本機のみ)、ゲーム別プロファイル、Logicool G の他デバイス(キーボード G PRO X TKL LIGHTSPEED / G915 X、ヘッドセット PRO X 2 LIGHTSPEED など)との LIGHTSYNC RGB 連携。
  • DeathAdder V3 Pro: Razer Synapse。HyperPolling Wireless Dongle 接続時の 8000Hz 制御、ゲーム別プロファイル、Razer 製キーボード/ヘッドセットとの Razer Chroma ライティング統一(本機自体は RGB 非搭載のため Chroma の恩恵は薄め)。

Logicool 製品でデバイスを揃え、卓上の RGB 演出を統一したい場合は G502 X PLUS LIGHTSPEED、Razer 製品でデバイスを揃え、軽量・遅延・余計な機能なしで競技 FPS を優先したい場合は DeathAdder V3 Pro、というエコシステム視点での選び分けが有効です。

仕様まとめ

項目G502 X PLUS LIGHTSPEEDDeathAdder V3 Pro
重量(公式)106g63g
形状右利きエルゴ(多ボタン凹凸あり)右利きエルゴ(ミニマル)
プログラム可能ボタン数135
センサーHERO 25KFocus Pro 30K
最大 DPI25,60030,000
最大速度400+ IPS750 IPS
最大加速度40G70G
ポーリングレート1000Hz (1ms)標準 1000Hz / 別売 HyperPolling Dongle で最大 8000Hz
スイッチLIGHTFORCE ハイブリッドRazer Optical Gen-3(90M クリック)
RGB ライティングLIGHTSYNC RGB(8-LED)なし
バッテリー(1000Hz)最大 130 時間(RGB オフ)/ 約 37 時間(RGB 常時点灯)最大 90 時間
接続LIGHTSPEED ワイヤレス / USB-C 充電HyperSpeed Wireless / USB-C 充電
POWERPLAY ワイヤレス充電対応非互換
ソフトウェアLogicool G HUBRazer Synapse

こんな人にはどっち

  • 競技 FPS(CS2 / VALORANT / Overwatch 2 / Apex Legends)を最優先・60g 級の軽量を取りたいDeathAdder V3 Pro
  • DeathAdder シリーズの伝統的なミニマル エルゴ シェイプが好み・凹凸の少ない右利きエルゴを使いたいDeathAdder V3 Pro
  • 将来 HyperPolling Dongle で 8000Hz 運用に拡張する余地を残したいDeathAdder V3 Pro
  • Razer 環境(Razer Huntsman / BlackWidow / BlackShark など)でデバイスを統一したいDeathAdder V3 Pro
  • MMO / MOBA を主軸に遊ぶ、または FPS と兼用したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • DTM / 動画編集 / 3DCG のショートカットをマウス側に集約したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • エクセル系作業をマウス側で完結させたい・在宅勤務とゲーミングを同じマウスで兼用したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • 右利きでパームグリップ中心・100g 級の自重で安定させたいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • LIGHTSYNC RGB で Logicool 製品の卓上ライティングを統一したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • POWERPLAY ワイヤレス充電マットで常時給電運用したいG502 X PLUS LIGHTSPEED
  • RGB オフ前提で 100 時間超の長時間バッテリーが欲しいG502 X PLUS LIGHTSPEED(最大 130 時間)

各機種の詳細は Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED 製品ページRazer DeathAdder V3 Pro 製品ページ を参照してください。軽量ワイヤレス全体のランキングは 軽量ワイヤレスゲーミングマウス おすすめランキング、選び方の全体像は FPS 向けゲーミングマウスの選び方ガイド、用語の基礎は マウスセンサー(用語集) / マウス形状(用語集) / マウススイッチ(用語集) / ポーリングレート(用語集) / eDPI と 360 度回転距離(用語集) をあわせてご覧ください。

同じ G502 X PLUS LIGHTSPEED を別の競合機(同社の超軽量左右対称フラッグシップ)と比較したい場合は Logicool G G502 X PLUS LIGHTSPEED と PRO X SUPERLIGHT 2、多機能フラッグシップ vs 超軽量競技ワイヤレスのロジクール同門対決 を参照してください。DeathAdder V3 Pro を別の競合機(左右対称軽量・Razer 同門の左右対称フラッグシップ)と比較したい場合は Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 と Razer DeathAdder V3 Pro、左右対称 vs 右利きエルゴの軽量ワイヤレス比較Razer Viper V3 Pro と Razer DeathAdder V3 Pro、左右対称 vs 右利きエルゴの Razer 同門対決 もあわせてご覧ください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

FAQ

よくある質問

重量 106g と 63g の 43g 差は体感できますか?
明確に体感できる差です。G502 X PLUS LIGHTSPEED はメーカー公式 106g、Razer DeathAdder V3 Pro はメーカー公式 63g で、差は 43g(DeathAdder V3 Pro を基準にすると約 68% 重い)あります。手のひら全体でかぶせるパームグリップ中心であれば 100g 級の重さは大きな違和感にはなりにくいですが、つまみ持ち/つかみ持ちで指先を主軸に振るプレイスタイル、低 DPI 大振りで物理移動距離が長くなる競技 FPS のセンシ設定では、60g 級と 100g 級の差はマイクロアジャスト(停止と微調整)の累積負荷として明確に出ます。逆に、ボリュームコントロール/DPI シフトなど 13 ボタンをフルに使う MMO/MOBA 兼用やビジネス兼用では、自重で安定する 100g 級の方が手元のブレが少なく作業精度が上がるケースもあります。重量はあくまでも用途と握り方の相性で判断する項目で、軽い=勝てる の関係ではありません。
両モデルとも『右利きエルゴ』ですが形状は同じですか?
いいえ、どちらも右利きエルゴノミック分類ですが、設計思想は大きく異なります。G502 X PLUS LIGHTSPEED は親指側にトランク(親指の上に置くボタン)+ DPI シフト + 追加 2 サイドボタンを集約した『多ボタン エルゴ』で、サイドのくぼみと右側の指置きで手のひら全体をしっかり包み込む大ぶりなシェルです。Razer DeathAdder V3 Pro は DeathAdder シリーズ伝統の左右に緩やかに傾斜したミニマルな右利きエルゴで、サイドボタンは親指側 2 つのみ、余計な凹凸を排してパームグリップ/クロウグリップどちらでも素直に握れる薄めの設計です。『多機能を全部マウスに集約したい』なら G502 X PLUS LIGHTSPEED、『DeathAdder の素直な握り心地で軽量を優先したい』なら DeathAdder V3 Pro という形になります。
ボタン数 13 と 5 の差はどんな人に効きますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は公式仕様で『プログラム可能なボタン数 13』、Razer DeathAdder V3 Pro は左メイン/右メイン/ホイールクリック/親指サイド 2 ボタン構成の合計 5 ボタンです。MMO/MOBA でショートカットをマウス側に多数割り当てたい、DTM/動画編集/3DCG でショートカットレイヤーをマウスに集約したい、エクセル系の作業をマウスで完結させたい、これらの用途では 13 ボタン構成の G502 X PLUS LIGHTSPEED が圧倒的に有利です。一方、競技 FPS では押し間違いの原因になりやすい多ボタンを忌避する傾向があり、必要十分な 5 ボタン構成でフラットなシェルを優先する DeathAdder V3 Pro が好まれます。『FPS を最優先で割り切るか / マルチ用途で兼用するか』が一次の判断軸になります。
ポーリングレートは標準で両方とも 1000Hz ですか?
標準仕様としては両モデルとも 1000Hz (1ms) です。G502 X PLUS LIGHTSPEED はメーカー公式仕様で 1000Hz が上限で、8000Hz への拡張オプションはありません。Razer DeathAdder V3 Pro は標準ポーリングが 1000Hz ですが、別売の Razer HyperPolling Wireless Dongle を使うことで最大 8000Hz まで拡張できる公式オプションが存在します。240Hz 以上モニター + CPU 余力 + 軽量タイトル(CS2 / VALORANT / Overwatch 2 など)で競技 FPS を遊ぶ環境で 8000Hz 運用を見込むなら DeathAdder V3 Pro + HyperPolling Dongle の組み合わせが選択肢になります。144Hz 中心または重量級 AAA タイトル中心の環境では、両モデルの標準 1000Hz でも実用上の不足はありません。
DPI 25,600 と 30,000 の差は何に効きますか?
公式仕様の最大 DPI は G502 X PLUS LIGHTSPEED が 25,600、DeathAdder V3 Pro が 30,000 です。ただし、競技 FPS の実用 DPI 域は 400〜3,200 に集中し、両モデルともこの帯域では追従性能・精度に有意な差は出ない水準のセンサーです。最大 DPI の高さは『4K / ウルトラワイドモニターで高 DPI を実 DPI 設定として使う一部のクリエイティブ用途』や『高 DPI + 低センシで大振りする独自スタイル』で意味が出る指標で、ゲーミング用途の優劣を決める数値ではありません。
センサー HERO 25K と Focus Pro 30K の差は実用上ありますか?
両モデルとも各社の現行フラッグシップ世代の光学センサーで、400〜3,200 DPI の実用域では追従性能・精度・ジッターのいずれにおいても有意な差は出ない水準です。Razer Focus Pro 30K は公式仕様で『最大 750 IPS / 最大 70G 加速度』、Logicool HERO 25K は公式仕様で『最大 400+ IPS / 最大 40G 加速度』と表記されており、絶対値では Focus Pro 30K のスペック上限が高いものの、実プレイで 400 IPS を超える速度でマウスを振る場面はほぼなく、最大 IPS/G 値の差を体感する機会は通常想定されません。センサー型番より、形状・重量・ボタン数の方が体感に直結する選定軸です。
スイッチ方式は両モデルでどう違いますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は Logicool G の『LIGHTFORCE ハイブリッド スイッチ』を採用しており、メカニカルのフィードバックと光学スイッチの作動速度を両立した混合方式です。Razer DeathAdder V3 Pro は『Razer Optical Mouse Switches Gen-3』を採用し、光遮断方式でチャタリングの発生メカニズムが原理的に存在しない設計です。Razer 公式仕様でスイッチ寿命は 90 million clicks(9,000 万回)と明記されています。両者とも光学方式の応答速度を取り入れた構造で、長期使用での入力安定性で選ぶならどちらも安心して選べる水準です。押下感のキャラクタ(LIGHTFORCE のカチッとしたメカニカル寄りフィール vs Razer 光学 Gen-3 の素直で短いストローク)の好みで選ぶことになります。
RGB ライティングは両モデルにありますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は LIGHTSYNC RGB ライティング搭載で、公式説明では『8-LED アレイによる約 1,680 万色のフルスペクトラム ライティング』と明記されています。Logicool G HUB から好きなパターンを設定できます。Razer DeathAdder V3 Pro は競技用途に振り切った設計で、本体への RGB ライティングは非搭載です。ライティング演出を含めて卓上の世界観を統一したいなら G502 X PLUS LIGHTSPEED、ライティングは不要・消費電力と内部スペースを軽量化に振りたいなら DeathAdder V3 Pro が合理的な選択になります。
バッテリー駆動時間はどちらが長いですか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は公式仕様で最大 130 時間(LIGHTSYNC RGB オフ時 / 1000Hz)、LIGHTSYNC RGB を常時点灯した場合は約 37 時間と公式に明記されています。Razer DeathAdder V3 Pro は公式仕様で最大 90 時間(1000Hz)です。RGB をオフにした運用なら G502 X PLUS LIGHTSPEED が長く(130h vs 90h)、RGB を常時点灯すると逆転して DeathAdder V3 Pro の方が長くなります(90h vs 37h)。なお、DeathAdder V3 Pro を HyperPolling Wireless Dongle で 8000Hz 運用する場合は公式 90 時間より大幅に短くなる点に注意してください。Logicool 側は POWERPLAY ワイヤレス充電マット併用で『プレイ中も給電』運用が可能ですが、DeathAdder V3 Pro 単体は POWERPLAY 互換ではないため、ワイヤレス充電マットによる常時給電が必要なら G502 X PLUS LIGHTSPEED 側が有利です。
ソフトウェアとエコシステムはどう違いますか?
G502 X PLUS LIGHTSPEED は Logicool G HUB でプロファイル・DPI・ポーリングレート・LIGHTSYNC RGB・ボタン割り当てを管理します。Logicool G の他デバイス(キーボード G PRO X TKL LIGHTSPEED / G915 X、ヘッドセット PRO X 2 LIGHTSPEED / G PRO X など)と組み合わせた LIGHTSYNC RGB 連携が強みです。Razer DeathAdder V3 Pro は Razer Synapse でプロファイル・DPI・ポーリングレートを管理し、Razer 製キーボード/ヘッドセットとの Razer Chroma ライティング統一が強みです(ただし本機自体は RGB 非搭載のため Chroma の恩恵は薄め)。Logicool 環境で揃えたいなら G502 X PLUS LIGHTSPEED、Razer 環境で揃えたいなら DeathAdder V3 Pro という、エコシステム視点での選び分けが有効です。