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Razer Viper V3 Pro と Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2、軽量ワイヤレスマウス頂上対決

競技 FPS 向け軽量ワイヤレスマウスの最有力候補、Razer Viper V3 Pro(54g)と Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2(60g)を比較。重量・センサー・ポーリングレート・形状・付属品の違いから、用途別にどちらを選ぶべきかを整理する。

VERSUS

本ページで比較する2機種

比較項目
10項目(差分 4)
最終更新
SPECIFICATIONS

スペック比較表

数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。

項目 AViper V3 Pro BPRO X SUPERLIGHT 2
重量
54 g
出典: razer.com
60 g
出典: logitechg.com
接続方式
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: razer.com
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: logitechg.com
センサー
Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2
出典: razer.com
HERO 2
出典: logitechg.com
最大DPI
35000 dpi
出典: razer.com
32000 dpi
出典: logitechg.com
ポーリングレート
8000 Hz
出典: razer.com
8000 Hz
出典: logitechg.com
ボタン数
6
出典: razer.com
5
出典: logitechg.com
メインスイッチ
光学
出典: razer.com
光学
出典: logitechg.com
形状
左右対称
出典: razer.com
左右対称
出典: logitechg.com
バッテリー駆動時間
95 時間
出典: razer.com
95 時間
出典: logitechg.com
RGBライティング
非対応
出典: razer.com
非対応
出典: logitechg.com
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • 絶対重量を最重視・競技 FPS で 1g でも軽くしたいRazer Viper V3 Pro(54g)
  • 形状の慣れ(初代 SUPERLIGHT 系のシェイプ)と圧倒的なソフトウェア成熟度Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2(60g)
  • どちらも 70g を切る『超軽量』カテゴリの左右対称ワイヤレスで、最大 8000Hz ポーリング・最大 95 時間バッテリー・光学スイッチ・RGB なしという競技仕様のコアスペックは揃っている

競技 FPS 向け軽量ワイヤレスのツートップ

Razer Viper V3 Pro と Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 は、2024–2026 年の競技 FPS シーンで最も使われている軽量ワイヤレスマウスの代表格です。

  • Razer Viper V3 Pro: 54g・Focus Pro 35K Gen-2 センサー・最大 35,000 DPI
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: 60g・HERO 2 センサー・最大 32,000 DPI

両モデルとも左右対称・光学スイッチ・RGB 非搭載という、競技用途に振り切った設計思想を共有しています。差は『重量とセンサーの世代』『付属品とエコシステム』『シェイプの方向性』の3点に集約されます。

数値はすべて両社の公式仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

重量とシェイプの差

項目Razer Viper V3 ProLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2
重量54g60g
形状左右対称左右対称
ボタン数65
RGBなしなし

6g の差は数字としては小さく見えますが、長時間の競技プレイにおけるマイクロアジャスト(停止と微調整)の累積負荷では確実に差として現れます。一方で、絶対重量だけで決めるのは早計で、**シェイプ(高さ・幅・サイドの絞り・背中の山)**の好みが最終的な使い心地を決めます。

  • Razer Viper V3 Pro: Viper V2 Pro のシェイプを継承しつつ、全長やボディフロントを微調整。低い背・直線的なサイドで『フィンガーティップ/クロウ寄り』に合いやすい。
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: 初代 PRO X SUPERLIGHT のシェイプを継承。やや背中に山があり『パームグリップ寄り』にもなじむ汎用形状。

初めての超軽量ワイヤレスであれば、形状の汎用性で SUPERLIGHT 2 が無難。過去に Viper / Viper V2 Pro を使っていたなら Viper V3 Pro の方が違和感がありません。

センサーとポーリングレート

  • Razer Viper V3 Pro: Focus Pro 35K Optical Sensor Gen-2 / 最大 35,000 DPI / 750 IPS / 70G
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: HERO 2 / 最大 32,000 DPI / 888 IPS / 88G

最大 DPI は Viper V3 Pro が上回りますが、実用 DPI 域(400–3200)では両モデルとも追従性能・精度に有意な差は出ない水準です。両モデルともに最大 8000Hz ポーリングに公式対応しており、CPU と GPU に余裕があり、ディスプレイが 240Hz 以上の環境では 8000Hz の恩恵を受けられます。

Viper V3 Pro は箱内に HyperPolling Wireless Dongle が同梱されており、追加投資なしで 8000Hz 接続が可能です。SUPERLIGHT 2 は付属の LIGHTSPEED レシーバーで 8000Hz に対応しています(出荷時ファームウェアと G HUB の更新状況によって有効化手順が変わるため、購入後は G HUB の最新版で確認するのが確実です)。

バッテリーと充電

  • Razer Viper V3 Pro: 最大 95 時間(1000Hz ポーリング時)
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: 最大 95 時間(1000Hz ポーリング時)

両モデルとも公称 95 時間で揃っています。8000Hz ポーリングに上げるとバッテリー消費は両モデルとも増加するため、通常運用で 1000Hz・大会前後だけ 8000Hz、という運用が現実的です。

充電は両モデルとも USB-C。Logicool は別売の POWERPLAY マットでワイヤレス給電にも対応します(SUPERLIGHT 2 は POWERPLAY 互換)。

ボタン構成

  • Razer Viper V3 Pro: メインクリック ×2 + サイド ×4(左右各 2)の合計 6 ボタン
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: メインクリック ×2 + サイド ×2 + ホイールクリックの合計 5 ボタン

FPS 中心であれば 5 ボタンでも十分にカバーできます。右サイドにもボタンを割り当てたい(グレネードや回復、別ウェポンスイッチ等)場合や、MMO/MOBA を兼用する場合は Viper V3 Pro の 6 ボタン構成が有利です。

ソフトウェア・エコシステム

  • Razer Viper V3 Pro: Razer Synapse でプロファイル・DPI・ポーリング・ライティングを管理(本機は RGB なし)
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: G HUB でプロファイル・DPI・ポーリングを管理

Logicool の G HUB は成熟度が高く、複数デバイス(キーボード・ヘッドセット)との連携や POWERPLAY ワイヤレス充電マットとの組み合わせまで含めて、ロジクール環境で固める利点があります。Razer 側は Synapse + Razer 製品(キーボード・ヘッドセット)でのライティング統一・Chroma 連携が強みですが、本機自体は RGB 非搭載のため、その恩恵は薄めです。

どちらを選ぶか

  • 絶対重量を最優先(54g)・付属品で 8000Hz をすぐ使いたい・サイド 6 ボタンを使いたいRazer Viper V3 Pro
  • 形状の汎用性・G HUB / POWERPLAY のロジクールエコシステム・初代 SUPERLIGHT 系の継承シェイプLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2
  • 過去に Viper / Viper V2 Pro を使っていた → Viper V3 Pro(違和感が少ない)
  • 過去に G PRO Wireless / SUPERLIGHT を使っていた → SUPERLIGHT 2(違和感が少ない)
  • MMO / MOBA も兼用 → Viper V3 Pro(サイド 6 ボタン)

両モデルとも 2026 年 5 月時点で『軽量ワイヤレス左右対称』カテゴリの最有力候補で、価格帯も拮抗しています。6g・1 ボタン・センサー世代の違いを自分の用途と照らしてどう評価するかで選択が決まります。

各機種の詳細は Razer Viper V3 Pro 製品ページLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2 製品ページ を参照してください。軽量ワイヤレス全体のランキングは 軽量ワイヤレスゲーミングマウス おすすめランキング、選び方の全体像は FPS 向けゲーミングマウスの選び方ガイド を併せてご覧ください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。

よくある質問

重量 54g と 60g の 6g 差は体感できる?
個人差は大きいですが、エイムを長時間続けるとマウスの停止動作(マイクロアジャスト)で手首・指の負担差として出ます。手のひら全体で振る『パームグリップ』寄りなら 6g の差は感じにくく、指先で振る『クロウ/フィンガーティップ』寄りで小刻みに振る競技プレイヤーほど 54g 側を選ぶ傾向があります。どちらも 70g を切る『超軽量』カテゴリのため、実用上はシェイプ(高さ・幅・サイドの絞り)の好みで最終決定する人が多いです。
8000Hz ポーリングは本当に必要?
両モデルとも公式仕様で最大 8000Hz ポーリングをうたっています。差を体感できる条件は、ゲーム側が高ポーリングを正しく処理する設計であること、CPU に十分な余裕があること、ディスプレイが 240Hz 以上であること、の3つが揃った場合です。CS2 / VALORANT / Overwatch 2 のような軽量タイトル+高リフレッシュレートモニター環境では入力遅延・ポインタ軌跡の滑らかさで効果が出ます。重量級 AAA タイトル中心で 144Hz モニターを使う場合、8000Hz の実効メリットは小さくなります。
形状はどちらが手に合いやすい?
両モデルとも『左右対称』カテゴリですが、Viper V3 Pro は『シェイプは Viper V2 Pro を踏襲しつつ全長と前方ボディを微調整』とされ、SUPERLIGHT 2 は『初代 SUPERLIGHT のシェイプを継承』しています。手の大きさやグリップで合う形は異なるため、可能であれば実店舗で試すか、過去に Viper 系・SUPERLIGHT 系のどちらかを使ったことがあれば、その延長線上で選ぶのが確実です。
サイドボタン数(6 vs 5)の違いは何に効く?
Viper V3 Pro は左右に各 2 個(合計 4 個)+クリック 2 個の 6 ボタン構成、SUPERLIGHT 2 は左サイド 2 個+クリック 2 個+スクロールクリックの 5 ボタン構成です。FPS 中心なら 5 ボタンでも十分ですが、MMO/MOBA でアクションキーをサイドに割り当てたい場合や、グレネード/ユーティリティを右手親指側に割りたい場合は Viper V3 Pro が有利です。