本文へスキップ

Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED と HyperX Cloud III Wireless、3 系統接続 vs 120h バッテリーのワイヤレス対決

50mm グラフェン + LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + 3.5mm 有線の 3 系統接続 + DTS Headphone:X 2.0 で振った Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED と、53mm angled ドライバー + 公式 120 時間バッテリー + 2.4GHz 単独運用 で振った HyperX Cloud III Wireless を、メーカー公式仕様のドライバー方式・接続系統・バッテリー駆動・マイク・空間オーディオ・対応プラットフォームの観点で比較。

VERSUS

本ページで比較する2機種

比較項目
11項目(差分 6)
最終更新
SPECIFICATIONS

スペック比較表

数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。

項目 APRO X 2 LIGHTSPEED BCloud III Wireless
接続方式
デュアル(2.4GHz+Bluetooth)
出典: logitechg.com
ワイヤレス(2.4GHz)
出典: hyperx.com
ドライバー口径
50 mm
出典: tomshardware.com
53 mm
出典: soundguys.com
ドライバー方式
ダイナミック
出典: soundguys.com
ダイナミック
出典: hyperx.com
構造
密閉型
出典: logitechg.com
密閉型
出典: soundguys.com
イヤーパッド形状
オーバーイヤー(耳全体)
出典: logitechg.com
オーバーイヤー(耳全体)
出典: hyperx.com
マイク着脱
対応
出典: soundguys.com
対応
出典: soundguys.com
重量
345 g
出典: support.logi.com
出典: hyperx.com
バッテリー駆動時間
50 時間
出典: tomshardware.com
120 時間
出典: tomshardware.com
インピーダンス
38 Ω
出典: support.logi.com
出典: hyperx.com
立体音響
DTS Headphone:X
出典: soundguys.com
DTS Headphone:X
出典: soundguys.com
主な対応プラットフォーム
PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイル
出典: soundguys.com
PC / PS5 / Nintendo Switch
出典: soundguys.com
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + 3.5mm 有線の 3 系統接続・DTS Headphone:X 2.0(7.1ch サラウンド)・G HUB / Blue VOICE で作り込みたい・Switch までカバーしたいLogicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
  • 公式 120 時間バッテリーで充電サイクルを意識せず運用したい・PC / Mac / PS5 / PS4 中心で 2.4GHz 単独で割り切れる・NGENUITY + DTS Spatial Audio(3 ヶ月無料)で組みたいHyperX Cloud III Wireless
  • 両モデルとも 50mm 級ダイナミックドライバー(Logicool G は 50mm グラフェン / HyperX は 53mm angled)・密閉オーバーイヤー・取り外し式マイクというワイヤレスゲーミングヘッドセットのコア要件は揃っている

ワイヤレスヘッドセット下位帯の対照的な 2 機種

Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED と HyperX Cloud III Wireless は、いずれも 2026 年現行のワイヤレスゲーミングヘッドセットで「機能拡張で勝負する Logicool G」と「シンプル構成と長時間バッテリーで価格対性能比に振った HyperX」という対照的なポジションを占めています。

  • Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED: 50mm グラフェン / 345g / LIGHTSPEED + BT + 3.5mm 有線(3 系統)/ 公式 50h / 38Ω / DTS Headphone:X 2.0
  • HyperX Cloud III Wireless: 53mm angled / 2.4GHz 単独 / 公式 120h / DTS Headphone:X(NGENUITY 3 ヶ月無料)

差は『接続系統数』『バッテリー駆動時間』『Bluetooth の有無』『対応プラットフォーム(Switch の有無)』『ソフトウェア機能(Blue VOICE vs LED ミュートインジケーター)』に集約されます。

数値はすべて両社の公式仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

設計思想と構成の差

項目Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEEDHyperX Cloud III Wireless
ドライバー方式50mm グラフェン ダイナミック53mm angled ダイナミック
接続系統LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + 3.5mm 有線(3 系統)2.4GHz 単独
バッテリー駆動公式 50 時間(LIGHTSPEED 接続時)公式 120 時間
空間オーディオDTS Headphone:X 2.0(7.1ch サラウンド)DTS Spatial Audio(NGENUITY で 3 ヶ月無料)
マイク取り外し式ブーム(Blue VOICE 対応 / G HUB 経由)LED ミュートインジケーター付き 10mm 取り外し式
インピーダンス38Ω公式ページに数値明記なし
重量345g公式ページ表記基準(製品DB未保持)
対応プラットフォームPC / Mac / PS5 / PS4 / Switch / モバイルPC / Mac / PS5 / PS4

Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は『接続系統数とソフトウェア機能で機能拡張に振る』方向性で、LIGHTSPEED + Bluetooth + 3.5mm 有線の 3 系統と DTS Headphone:X 2.0 / Blue VOICE / G HUB プロファイルでデスクトップとモバイルを 1 台で兼ねる構成です。

HyperX Cloud III Wireless は『2.4GHz 単独 + 120 時間バッテリー + シンプル構成で価格対性能比に振る』方向性で、PC / Mac / PS5 / PS4 中心の運用で割り切る代わりに、充電を意識せず月単位で運用できる設計です。

接続系統

  • Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED: LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + 3.5mm 有線3 系統
  • HyperX Cloud III Wireless: 2.4GHz 単独

接続系統数では Logicool G が圧倒します。3.5mm 有線が使えるため、コンソール大会で 2.4GHz 接続が禁止される場面や、モバイル機・Switch 携帯モードの 3.5mm 端子接続にもそのまま対応できます。LIGHTSPEED と Bluetooth のどちらの状態でも本体のブームマイクが機能する仕様です。

HyperX Cloud III Wireless は 2.4GHz 単独で Bluetooth 非対応です。PC でゲーム音を 2.4GHz で受けつつ、スマホからの Discord 通話・着信音を Bluetooth で同時に受けたい用途には対応できません。その分、ドングル接続だけで運用が完結するシンプルな構成と、長時間バッテリーの恩恵を取れる設計と整理できます。

バッテリー駆動

  • Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED: 公式公称 50 時間(LIGHTSPEED 接続時)
  • HyperX Cloud III Wireless: 公式公称 120 時間

バッテリー比較では HyperX 側が圧勝で、120 時間 vs 50 時間で 2.4 倍の差があります。1 日 4 時間プレイなら Logicool G は約 1 週間半、HyperX は約 1 ヶ月が充電サイクルの目安です。

公式公称値は基本的に『中音量・マイク常時オン無効・サイドトーン無効・低消費電力モード』など最良条件で計測されているのが一般的なため、実運用では 60〜80% 程度を想定すると現実的です。それでも HyperX の 120h は『充電サイクルを意識しない運用』を構造的に可能にする数字で、ワイヤレスヘッドセットを毎日充電する習慣のないユーザーに向いた仕様です。

ドライバーと音響

  • Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED: 50mm グラフェンダイナミックドライバー。グラフェン素材による振動板剛性を訴求。DTS Headphone:X 2.0(7.1ch サラウンド) に対応。
  • HyperX Cloud III Wireless: 53mm angled ダイナミックドライバー。ドライバーを耳に対して角度をつけて配置する angled 設計を訴求。DTS Spatial Audio(NGENUITY 3 ヶ月無料)に対応。

両モデルとも 50mm 級ダイナミックドライバーで、ゲーミング用途で定位を取りに行く設計思想は共通しています。Logicool G は素材で振動板の応答性を取りに行く方向HyperX は配置で音場を作る方向、と方向性が分かれます。

空間オーディオは両モデルとも DTS Headphone:X 系で、Logicool G は DTS Headphone:X 2.0 が PC ソフトウェア(G HUB)経由で常時利用できる構成、HyperX は NGENUITY 経由で DTS Spatial Audio が 3 ヶ月無料で有効化できる構成です。継続利用方式は公式ページで必ず確認してください。

マイクとソフトウェア

  • Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED: 取り外し式ブームマイク + Blue VOICE 機能(G HUB 経由)
  • HyperX Cloud III Wireless: LED ミュートインジケーター付き 10mm 取り外し式マイク

Logicool G はソフトウェア側で Blue VOICE のコンプレッサー / ノイズリダクション / EQ プリセットを使ってマイク音を整える方向で、配信での『マイク音の作り込み』を訴求しています。

HyperX は LED ミュートインジケーターでハードウェア側のミュート状態が物理的に視認できる点が運用上のメリットです。配信中にミュート忘れ・ミュート解除忘れを物理 LED で防げる構成で、ボイチャの実用面に振った設計と読めます。

両モデルともマイクは取り外し式のため、Bluetooth ヘッドホンとして運用する場面(Logicool G のみ)や、ヘッドホン単体運用の場面ではマイクを外して見た目をスッキリさせる運用が可能です。

対応プラットフォーム

  • Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED: PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイル
  • HyperX Cloud III Wireless: PC / Mac / PS5 / PS4

Switch を含むかどうかの違いがあり、Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は公式仕様で Switch までカバーします(USB-C ドングルでの 2.4GHz 接続・ドックモードの取り回しは公式仕様で必ず確認してください)。HyperX Cloud III Wireless は公式表記の対応プラットフォームに Switch が含まれていません。

Xbox はどちらも別 SKU の検討が必要になる場合があります。PC / PS5 / PS4 中心で割り切れる用途なら HyperX でも問題ありませんが、Switch まで 1 台でカバーしたいなら Logicool G が確実です。

どちらを選ぶか

  • LIGHTSPEED + Bluetooth + 3.5mm 有線の 3 系統接続が必要・大会持ち込みで 3.5mm 有線運用が想定されるLogicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
  • DTS Headphone:X 2.0・G HUB / Blue VOICE で作り込みたいLogicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
  • Switch まで 1 台でカバーしたい・PC とスマホ Bluetooth を同時運用したいLogicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
  • 公式 120 時間バッテリーで充電サイクルを意識せず月単位で運用したいHyperX Cloud III Wireless
  • PC / Mac / PS5 / PS4 中心で 2.4GHz 単独運用で割り切れる・シンプル構成と価格対性能比を優先したいHyperX Cloud III Wireless
  • 配信中のミュート状態を LED で物理的に確認したいHyperX Cloud III Wireless
  • 既に Logicool G エコシステム(G502 / G PRO 系・LIGHTSPEED・POWERPLAY)で統一したい → Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED
  • 既に HyperX エコシステム(Cloud / Alloy・NGENUITY)で統一したい → HyperX Cloud III Wireless

両モデルとも 2026 年 5 月時点で「ワイヤレスゲーミングヘッドセットのスタンダード帯」に位置する現行機種で、価格帯も近接しています。**接続系統数・Bluetooth の有無・バッテリー駆動時間・Switch 対応の有無・ソフトウェア機能(Blue VOICE vs LED ミュートインジケーター)**を自分の用途と照らしてどう評価するかで選択が決まります。

各機種の詳細は Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED 製品ページHyperX Cloud III Wireless 製品ページ を参照してください。ワイヤレスヘッドセット全体のランキングは ワイヤレスゲーミングヘッドセット おすすめランキング、1 位 vs 2 位の比較は Audeze Maxwell vs SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless、2 位 vs 3 位の比較は SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless vs Razer BlackShark V2 Pro (2023)、3 位 vs 4 位の比較は Razer BlackShark V2 Pro (2023) vs Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED、選び方の全体像は ゲーミングヘッドセットの選び方ガイド を併せてご覧ください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。

FAQ

よくある質問

接続系統 3 系統と 2.4GHz 単独で、実用上どちらが困りますか?
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は『LIGHTSPEED 2.4GHz + Bluetooth + 3.5mm 有線』の 3 系統、HyperX Cloud III Wireless は『2.4GHz 単独』です。スマホ着信を Bluetooth で取りたい・コンソール大会で 2.4GHz が禁止された場面に 3.5mm 有線で対応したい・モバイル機の 3.5mm 端子に挿したい、というシーンがあるなら Logicool G 側が確実に有利です。一方、PC・PS5・PS4・Mac の 2.4GHz 接続だけで運用が完結するなら HyperX 側でも実用上困るシーンはほぼなく、その分シンプルな構成と長時間バッテリーの恩恵を取れます。
バッテリー 50 時間と 120 時間の差は実用上どう違いますか?
公式公称値は Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED が 50 時間(LIGHTSPEED 接続時)、HyperX Cloud III Wireless が 120 時間です。1 日 4 時間プレイなら Logicool G は約 1 週間半、HyperX は約 1 ヶ月が充電サイクルの目安です。公称値は『中音量・マイク常時オン無効・サイドトーン無効』に近い最良条件で計測されているのが一般的なため、実運用では 60〜80% 程度を想定すると現実的です。『充電サイクルを意識せず運用したい』なら HyperX 側、『3 系統接続や DTS Headphone:X 2.0 / Blue VOICE などソフトウェア機能を優先したい』なら Logicool G 側、という割り切りになります。
Bluetooth 非対応の HyperX で困るシーンはありますか?
HyperX Cloud III Wireless は公式仕様で 2.4GHz 単独運用で、Bluetooth に対応しません。PC でゲーム音を 2.4GHz で受けつつ、スマホからの Discord 通話・着信音・LINE 通話を Bluetooth で同時に受けたい場合は対応できません。Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は LIGHTSPEED + Bluetooth 同時接続が可能で、ゲーム音とスマホ通話を 1 台で兼ねる運用ができます。スマホ兼用が必要なら Logicool G、PC・PS5 専用で割り切るなら HyperX、と整理できます。
ドライバーは 50mm(Logicool G)と 53mm(HyperX)でどちらが上ですか?
口径の数字だけで優劣は決まりません。Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は『50mm グラフェンダイナミックドライバー』で、グラフェン素材による振動板剛性を訴求しています。HyperX Cloud III Wireless は『53mm angled ダイナミックドライバー』で、ドライバーを耳に対して角度をつけて配置する angled 設計により装着時の音の入り方を最適化する方向です。素材で振動板の応答性を取りに行くのが Logicool G、配置で音場を取りに行くのが HyperX、と方向性が分かれています。
空間オーディオはどちらも DTS Headphone:X ですが違いはありますか?
両モデルとも DTS Headphone:X 系の空間オーディオに対応しますが、Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は『DTS Headphone:X 2.0(7.1ch サラウンド)』、HyperX Cloud III Wireless は『NGENUITY ソフトウェア経由で DTS Spatial Audio を 3 ヶ月無料で有効化』という違いがあります。常時利用できるのは Logicool G 側で、HyperX 側は無料期間後の継続利用方式を公式ページで必ず確認してください。なお、空間オーディオは両モデルとも対応ソフトウェア(G HUB / NGENUITY)が必要で、PC 環境前提の機能です。コンソールでは 2.4GHz でステレオ運用するのが基本になります。
マイクは両方とも取り外し式ですが、配信用途ではどちらが向きますか?
両モデルとも取り外し式マイクで、外出時や Bluetooth ヘッドホン運用(Logicool G のみ)で見た目をスッキリさせる運用に対応します。Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は『取り外し式ブームマイク + Blue VOICE 機能(G HUB 経由)』で、コンプレッサー・ノイズリダクション・EQ プリセットなどソフトウェア処理でマイク音を整える方向です。HyperX Cloud III Wireless は『LED ミュートインジケーター付き 10mm 取り外し式マイク』で、ハードウェア側のミュート状態が物理的に視認できる点が運用上のメリットです。配信で『マイク音をソフトウェアで作り込む』なら Logicool G、『ミュート状態を物理 LED で常に確認したい』なら HyperX、と整理できます。
対応プラットフォームに違いはありますか?
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は公式仕様で PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイルに対応します。HyperX Cloud III Wireless は公式仕様で PC / Mac / PS5 / PS4 に対応し、Nintendo Switch は対応プラットフォームの公式表記に含まれていません。Switch ドック / 携帯モードでの 2.4GHz USB-C 接続を想定するなら Logicool G が確実、PC・Mac・PlayStation で割り切るなら HyperX でも問題ありません。Xbox はどちらも別 SKU の検討が必要になる場合があります。
重量はどちらが軽いですか?
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED は公式仕様で 345g と明示されています。HyperX Cloud III Wireless は公式ページ上の重量数値が一定せず、本サイトの製品DB上は重量値を保持していません。345g は本ランキング上位の Razer BlackShark V2 Pro (2023)(320g)と比較すると 25g 重い設計で、アルミ + スチールヘッドバンドの剛性に振った構成です。HyperX 側は数値が明示されている重量がない以上、重量比較では『数値が明示されている』Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED の 345g を基準に検討するのが現実的です。