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Audeze Maxwell と SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless、フラッグシップ ワイヤレスヘッドセット頂上対決

音質志向のプラナーマグネティック機 Audeze Maxwell(90mm 平面磁界 / 4 系統接続 / 80h+)と、ANC + GameDAC Gen 2 + Infinity Power System を備えた SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless を、メーカー公式仕様のドライバー方式・接続系統・バッテリー運用・ANC・空間オーディオ・マイクの観点で比較。

VERSUS

本ページで比較する2機種

比較項目
11項目(差分 8)
最終更新
SPECIFICATIONS

スペック比較表

数値はすべてメーカー公式仕様(spec_source)に基づきます。両機種で値が異なる項目はハイライト表示しています。

項目 AMaxwell BArctis Nova Pro Wireless
接続方式
デュアル(2.4GHz+Bluetooth)
出典: audeze.com
デュアル(2.4GHz+Bluetooth)
出典: soundguys.com
ドライバー口径
90 mm
出典: gamingtrend.com
40 mm
出典: steelseries.com
ドライバー方式
平面磁界(プラナーマグネティック)
出典: pcworld.com
ダイナミック
出典: reviewed.com
構造
密閉型
出典: audeze.com
密閉型
出典: steelseries.com
イヤーパッド形状
オーバーイヤー(耳全体)
出典: audeze.com
オーバーイヤー(耳全体)
出典: steelseries.com
マイク着脱
対応
出典: pcworld.com
非対応
出典: soundguys.com
重量
490 g
出典: pcworld.com
出典: steelseries.com
バッテリー駆動時間
80 時間
出典: pcworld.com
22 時間
出典: reviewed.com
インピーダンス
32 Ω
出典: audeze.com
38 Ω
出典: steelseries.com
立体音響
Tempest 3D AudioTech (PS5)
出典: gamingtrend.com
360° Spatial Audio
出典: reviewed.com
主な対応プラットフォーム
PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイル (USB-C/3.5mm)
出典: pcworld.com
PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイル
出典: soundguys.com
EDITOR'S NOTE

編集部の解説

結論を急ぐ人へ

  • 音質と接続コーデックを最優先(90mm プラナーマグネティック + LDAC/LC3plus/LE Audio + 4 系統接続)Audeze Maxwell
  • ANC + GameDAC Gen 2 + 交換式バッテリーで止まらない長時間運用SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless
  • 両モデルとも 2.4GHz + Bluetooth デュアル接続・密閉オーバーイヤー・ハイエンド向けというフラッグシップワイヤレスのコア要件は揃っている

フラッグシップ ワイヤレスヘッドセットのツートップ

Audeze Maxwell と SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless は、2024–2026 年の現行ワイヤレスゲーミングヘッドセットで「フラッグシップ」と呼べる代表機種です。

  • Audeze Maxwell: 90mm プラナーマグネティック / 2.4GHz + BT 5.3 + USB-C + 3.5mm 4 系統 / 公式 80h+
  • SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless: 40mm dual diaphragm + GameDAC Gen 2 / 2.4GHz + BT 同時接続 / 22h × 2 (Infinity Power System)

両モデルとも密閉オーバーイヤー構造で、ゲーム用 2.4GHz 低遅延ワイヤレス+通話/モバイル向け Bluetooth の同時接続をサポート。差は『ドライバー方式と接続系統の広さ』『ANC とバッテリー運用の思想』『マイク方式』『DAC/空間オーディオの作り込み』の 4 点に集約されます。

数値はすべて両社の公式仕様で、当サイト独自の実機計測値ではありません。

ドライバーと音響構成の差

項目Audeze MaxwellSteelSeries Arctis Nova Pro Wireless
ドライバー方式90mm プラナーマグネティック(平面磁界)40mm ダイナミック(dual diaphragm)
専用 DAC / ベースステーション内蔵処理(4 系統接続)GameDAC Gen 2 ベースステーション同梱(Hi-Res 入力対応)
空間オーディオTempest 3D AudioTech(PS5 SKU)メーカー独自方式
ANC / Transparencyなし(密閉構造の遮音)あり(Active Noise Cancellation + Transparency Mode)
インピーダンス32Ω38Ω

Audeze Maxwell は『90mm プラナーマグネティック』というオーディオ機材寄りのドライバー方式を採用しているのが最大の特徴です。一般的なゲーミングヘッドセットの 40〜53mm ダイナミックドライバーよりも振動板面積が大きく、平面磁界方式特有の歪みの少なさ・分離感を訴求しています。

SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless は『DAC で作り込む』方向性で、GameDAC Gen 2 ベースステーション側で Hi-Res 入力を処理し、Sonar ソフトウェアで Spatial Audio・ParametricEQ・マイク補正までトータルにチューニングできる構成です。ANC + Transparency Mode を公式搭載するのは本対決では Arctis Nova Pro Wireless だけです。

接続系統とコーデック

  • Audeze Maxwell: 2.4GHz + Bluetooth 5.3(LE Audio / LC3plus / LDAC 対応) + USB-C + 3.5mm の 4 系統
  • SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless: 2.4GHz + Bluetooth の同時接続(GameDAC Gen 2 ベースステーション経由)

接続系統の広さでは Audeze Maxwell が圧倒的です。USB-C 有線・3.5mm アナログ・2.4GHz 低遅延・Bluetooth ハイレゾコーデックの 4 系統を 1 台でカバーするため、「PC・PS5・Mac・スマホ・Switch を 1 台で兼ねたい」「LDAC でハイレゾ音源も鳴らしたい」というユーザーには Maxwell が一択に近い構成です。

一方、SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless はベースステーション側にハブ機能があり、ベースステーション本体に PC / コンソールを差し替えながら、Bluetooth で同時にスマホ通話を受ける運用が前提です。机上の設置スペースは取られますが、デスクトップ運用での「ボタン 1 つで入力を切り替える」体験は GameDAC Gen 2 ならではです。

バッテリー運用の思想

  • Audeze Maxwell: 公式公称 80 時間以上(条件は通常運用想定)
  • SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless: 公式公称 22 時間 × 交換式 2 本 = Infinity Power System

バッテリー単純比較では Maxwell が圧勝ですが、Arctis Nova Pro Wireless は『22 時間使ったらもう 1 本を装着し、外した側をベースステーションで充電する』ホットスワップ運用を構造として組み込んでいます。配信や長時間プレイで「充電のためにゲームを止めない」運用が必要なら、この設計思想は強みです。

「2〜3 日に一度充電するだけで運用したい」なら Maxwell、「途切れず連続使用したい / 充電待ちが許容できない」なら Arctis Nova Pro Wireless、と用途で割り切れます。

マイクと配信用途

  • Audeze Maxwell: 取り外し式ブームマイク(AI ノイズフィルタリング機能付き)
  • SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless: 引き込み(リトラクタブル)式 ClearCast Gen 2 マイク

外出時や Bluetooth ヘッドホンとして使いたい場合は、取り外し式の Maxwell のほうが見た目もスッキリし、ヘッドホン用途への切り替えがしやすい構成です。引き込み式の Arctis Nova Pro Wireless は「使うときに引き出す」だけで完結し、紛失リスクが構造的にゼロという利点があります。

配信や Discord 通話で「マイク品質を別途追求したい」場合、両モデルとも公式仕様としては broadcast グレードを訴求しており、独立した USB マイクなしで運用するベースラインは整っています。

対応プラットフォーム

  • Audeze Maxwell: PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイル(USB-C / 3.5mm 経由)。Xbox 対応の別 SKU(Dolby Atmos for Headphones 内蔵)も用意。PS5 SKU は Tempest 3D AudioTech 対応。
  • SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless: PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイル。Xbox 用は別途 Arctis Nova Pro Wireless for Xbox SKU。

両モデルとも PC・Mac・PlayStation・Switch・モバイルは標準サポートで、Xbox は別 SKU が必要になる点も共通です。Switch を 2.4GHz 接続したい場合はドングル側の USB-C 対応・ドックモードでの取り回しを公式仕様で必ず確認してください。

どちらを選ぶか

  • 音質を最優先・LDAC / LC3plus / LE Audio で兼用したい・接続系統の広さが欲しいAudeze Maxwell
  • ANC が必要・長時間運用で充電待ちを避けたい・DAC で完結した音作りが好みSteelSeries Arctis Nova Pro Wireless
  • PS5 で Tempest 3D AudioTech を使いたい → Audeze Maxwell(PS5 SKU)
  • デスクトップ運用で GameDAC ベースステーション側で入力を切り替えたい → Arctis Nova Pro Wireless
  • 配信向けに取り外し式ブームマイクを使いたい → Audeze Maxwell
  • マイクの紛失リスクをゼロにしたい / すっきりした見た目 → Arctis Nova Pro Wireless(引き込み式)

両モデルとも 2026 年 5 月時点で「ワイヤレスゲーミングヘッドセット フラッグシップ」と呼べる代表格で、価格帯も拮抗しています。ドライバー方式・接続コーデック・バッテリー運用思想・ANC の必要性を自分の用途と照らしてどう評価するかで選択が決まります。

各機種の詳細は Audeze Maxwell 製品ページSteelSeries Arctis Nova Pro Wireless 製品ページ を参照してください。ワイヤレスヘッドセット全体のランキングは ワイヤレスゲーミングヘッドセット おすすめランキング、選び方の全体像は ゲーミングヘッドセットの選び方ガイド を併せてご覧ください。

SOURCES

参照元(メーカー公式仕様など)

比較に用いた一次ソースです。各スペック値は表内の出典リンクからも個別に確認できます。

FAQ

よくある質問

音質はやはり Maxwell のほうが上ですか?
ドライバー方式が異なるため、単純な優劣比較は適切ではありません。Audeze Maxwell は 90mm プラナーマグネティック(平面磁界)ドライバーを公式採用しており、一般的な 40〜53mm のダイナミックドライバーよりも振動板面積が大きく、音の分離・低域のコントロール・歪みの少なさを訴求しています。SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless は 40mm Hi-Fi カスタムドライバー(dual diaphragm 構成)と専用 GameDAC Gen 2 ベースステーションを組み合わせ、Hi-Res 入力に対応する設計です。『据置オーディオ志向』なら Maxwell、『DAC込みの完成された音の作り込み』なら Arctis Nova Pro Wireless、と整理するのが現実的です。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)はどちらに搭載されていますか?
ANC(Active Noise Cancellation)と Transparency Mode を公式に搭載しているのは SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless 側です。空調やキーボード打鍵音などの環境音を抑えたい在宅配信・カフェ作業兼用の用途では Arctis Nova Pro Wireless が有利です。Audeze Maxwell は ANC 非搭載で、密閉オーバーイヤー構造の遮音性で対応する設計です。
バッテリー運用はどちらが連続使用に向いていますか?
公称値だけ見ると Audeze Maxwell が 80 時間以上、SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless は 22 時間で Maxwell が圧倒します。ただし Arctis Nova Pro Wireless は 22 時間駆動の交換式バッテリーを 2 本同梱し、ベースステーションで予備を充電しながら『Infinity Power System』としてホットスワップ運用できる構造です。配信中・長時間プレイ中に充電待ちで止まらない点では構造的メリットがあります。1 本で長く使いたいなら Maxwell、止まらない運用が必要なら Arctis Nova Pro Wireless、という選び方になります。
Bluetooth のコーデックはどちらが強いですか?
Audeze Maxwell は公式仕様で LDAC / LC3plus / LE Audio に対応するハイレゾ寄りのコーデック構成を訴求しています。これに加えて 2.4GHz / USB-C / 3.5mm の合計 4 系統接続に対応するため、PC・PS5・Mac・スマホをコーデック含めて 1 台で兼ねたいユーザーに向きます。SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless は 2.4GHz + Bluetooth の同時接続をベースステーション経由でサポートし、ゲーム音と通話音の同時運用に振った設計です。
マイクの方向性はどう違いますか?
Audeze Maxwell は取り外し式の AI ノイズフィルタリング機能付きブームマイクを搭載しており、外したときの『ヘッドホン的な見た目』にもなる構成です。SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless は ClearCast Gen 2 引き込み(リトラクタブル)式マイクをハウジング内に内蔵しており、しまうと見た目がスッキリする設計です。配信向け/本格マイク代用としては Maxwell の取り外し式ブーム、日常運用の取り回しは Arctis Nova Pro Wireless の引き込み式、と整理できます。
対応プラットフォームに違いはありますか?
両モデルとも公式仕様で PC / Mac / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / モバイルに対応します。Audeze Maxwell には Xbox 対応の別 SKU(Dolby Atmos for Headphones 内蔵)が用意されている点が特徴で、PS5 SKU では Tempest 3D AudioTech に対応します。SteelSeries Arctis Nova Pro Wireless はベースステーションをハブとして複数機器をスイッチできる構成で、PC / Mac / PS / Switch / モバイルをベースステーション 1 台でカバーします。